映画「キャラクター」をAmazonプライムで観ました。



公開は2年前の2021年で、その当時、話題になっていたのは知っていて、気にはなっていた映画。2年前という事は、コロナ禍真っ只中ですね。


映画館で映画を観ることが減った時期だったのだろうけど、ここ数年、私は子供達とも夫とも観たい映画があまり一致しないため、1人で映画館に行ったり、家で観ることが多いです。


観る前や観ている途中で人の感想や意見をあまり聞きたくないのと、何かで中断されたり、気が散るのも避けたい。


例えば映画館なら、まずはあまり他の作品の予告を観たくない真顔。そして、周りの人が動き出したり喋り出したりするのも気が散る。途中でトイレに立たれるのも気になる。


家でテレビで観るなら、観ている途中でお腹すいたと言われるとか、感想を言い出したり、さっきのシーンの分析が始まったりするとオワリです泣き笑い


他の要素が入ってくると、結構気になるんですよね。1人だと、そんないろんな中断や、気が散る事がないのが良い。


まぁそんな事は置いといて、、、


この映画の内容は、なかなかの凄惨な殺戮っぷりのサスペンスだったけれど、役者が良くてすんなり観られました。


菅田将暉の凄さはもちろんだけど、SEKAI NO OWARIのフカセ君の、気が狂ってる感じがとても怖くて冷たくて良かった。たくさん聞くわけではないけれど、セカオワの世界観とは逆のようで、近いようで。


今回の映画でも宗教やタバコが普通に出てくるのだけど、そうした普段の生活に近いいろんな要素が15禁とか18禁とかの規制をかけることで解禁になるなら、私はどんどん規制しつつ公開したら良いなと思います。


リアリティーは、道徳とは全く真逆の事も多くて、きっとどの現実もそういう事だと思うから。


そして関係ないけど、アマプラっていろんな映画を勧めてくるんだけど、先日、小栗旬が出演している映画を観たばかりだから、これもどう?と勧められれたのだろうか?この「キャラクター」にも小栗旬が出てるからか、オススメ作品の1番にこの映画が上がっていた。



漫画家さんのお話なので、売れてないとか、売れてる人ってこんな感じなのかーとか、漫画を描く過程も少し観られて、それも面白かったです。


血の表現が多いので、そういうのがあまり得意ではない人はキツイかも。その本物に近いような暗い赤の色がとても綺麗だった。血を見るのは好きではないけど、この赤い色は好きだと思いました。