ドラマ「お別れホスピタル」をテレビで見ました。



かなりキーポイントになっていそうな第1話を見逃してしまったのが残念なのだけどね悲しい。第1話には大好きな古田新太が出てたし。


このドラマは沖田✖️華(ばっか)という作家さんの漫画のドラマ化で、前にも書いた「透明なゆりかご」と同じ作家さんです。


淡々と医療の現場が描かれていて、過度な表現やドラマティックな展開もなくて、それが逆にリアルで、なのに切ないんだよね。とても切ない。


今回は療養病棟のお話。普通の病院とは少し違うタイプの患者さんが集まっていて、良い話も泣ける話もあって、毎回いろんな事を考えながら観ました。


そして、毎週楽しみにしていたのに、第4話であっという間に終わってしまった。は、早すぎる。


ちょうどこのドラマを見始めた頃に、入院や施設の話を周りでもよくしていて、知り合いにも認知症の家族がいたり、緩和ケアを受けている家族がいたりして、なのでこのドラマの登場人物がとてもリアルでね。


どちらかが入院した時の夫婦の在り方みたいなのも描かれていて、50代の私たち夫婦にもいつか当てはまるんだろうなぁって、しみじみしたりして。


あとね、サイドストーリー的な主人公とその妹のエピソードも、まるで私自身が投影されているみたいで、なんだか感情移入が凄かったです。


脚本が好きだなぁと思って検索すると、「透明なゆりかご」と同じ安達奈緒子さんでした。脚本って大事なのかも…と、こうしてドラマや映画たくさん見るようになって改めて意識するようになりました。


これまでは何となく見て好きだとかそうでもないだとか思っていたけれど、好きな傾向が、実は脚本ありきだったりするのかもなぁって思ってみたりしてね。


また再放送があると思うので、見逃した1話をしっかり観たいと思います。