こんにちは。
ユリヤーネ役の渋谷結香です。
今回は演出家の紹介です。
「小西優司 (こにしまさもり 」さんです。
先日、友香さんも紹介してますが、
小西さんは、主宰でもあり、役者、脚本家、講師、アクトも運営しています。
『ヘッダ・ガーブレル』では、”ヨルゲン・テスマン”を演じています。
皆さんには一言で伝えきれないほどの多芸多才な方です。
私が一番最初に会った時のイメージはこの写真の通り、
穏やかで優しそうな方。
しかし、演出家となれば人が変わったように、
情熱的で誰よりも作品を愛し、
演者の演技には妥協を許さない厳しい方です。
厳しいが故に、キツイ事や激しい叱咤もあります。
演出家としては当然ですが、演者は言われて気づかせてくれる事が多く、より深く人物に近づくきっかけを頂きます。
私なんかは台本の読み方を初めて教わった気がします。
でも怒られても、なぜか前向きに役者として生きていける希望みたいな感情が沸いてくるような。だから私は今でも続いているようで~。
この方、作品数が今回の「桜の園」と「ヘッダ・ガーブレル」の演出で、
110作品となったそうです。
1年間に4~5公演の演出、その間にスクールの講師、その間に客演したり、オリジナルの脚本を手掛けたりしています。
一体、そのエネルギーはどこからくるのでしょう・・・。
とてもバイタリティがあり、その行動力には驚きます。
それに兎に角、演技指導やプランを理解させるためによく喋ります。
喋りすぎなのに、笑わそうと思ってユニークな話やモノマネなどで、
稽古場を盛り上げてくれます。喉、大丈夫でしょうかあ~~。
最近では、新しい作品観念を生み出している傾向が見られ、
清水邦夫の「楽屋」では、小西さんの脚色が多く見られました。
また、客演を招いて競演を計ったり、外部の脚本を取り入れたり、
またコメディにも挑戦したりしています。
新劇の新しい分野が見られるようで、私はいつも楽しみにしています。
演出家として1ファンでもあるのです(笑)。
時として繊細であり、時に斬新であっと驚くような大胆さ。
奇想天外な演出、これらは演者にとっても、とても新鮮です。
今回も、どのような「ヘッダ・ガーブレル」になるのでしょう~。
明日はヘッダ役の福井美沙葵さんです。
演劇集団アクト青山春公演 W上演
月の宴『ヘッダ・ガーブレル』
新人公演『桜の園』
【会場】
APOC theater
世田谷区桜丘5-47-4
小田急線千歳船橋駅下車、徒歩2分
【日程】
4月7日 火曜日 桜の園
19時 開演(18時半開場)
4月8日 水曜日 ヘッダ・ガーブレル
19時開演(18時半開場)
4月9日 木曜日 桜の園/ヘッダ・ガーブレル
14時開演(13時半開場) 桜の園
19時開演(18時半開場) ヘッダ・ガーブレル
4月10日 金曜日 ヘッダ・ガーブレル/桜の園
14時開演(13時半開場) ヘッダ・ガーブレル
19時開演(18時半開場) 桜の園
4月11日 土曜日 桜の園/ヘッダ・ガーブレル
14時開演(13時半開場) 桜の園
19時開演(18時半開場) ヘッダ・ガーブレル
4月12日 日曜日 桜の園/ヘッダ・ガーブレル
13時開演(12時半開場) 桜の園
17時開演(16時半開場) ヘッダ・ガーブレル
【チケット料金】
新人公演『桜の園』¥2500
ヘッダ・ガーブレル ¥3900
セット ¥5500(¥900OFF)
ペア割(お二人様での価格です)
新人公演『桜の園』 ¥4500(¥500OFF)
ヘッダ・ガーブレル ¥7000(¥800OFF)
セット ¥10000(¥2800OFF)
【チケットの取り扱い】
演劇集団アクト青山ホームページ
http://www.act-aoyama.com
春公演特別Blog
演劇集団アクト青山オフィシャルBlog
演劇集団アクト青山活動Blog
こりっちチケットページ
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=62195
【出演者とあらすじ】
月の宴『ヘッダ・ガーブレル』
渋谷結香
中西彩乃
小西優司
福井美沙葵
岩崎友香
千葉滋
菊地正仁
翻訳 福田恆存
あらすじ
ガーブラー将軍の娘であるヘッダは、自分の人生に一つの願望を抱く。誰かの人生に多大なる影響を与えたい、と。そこで彼女は、その美貌と知性を武器に将来有望な学者であるテスマンと結婚をするが、直後、彼女の前に昔の恋人、エイレルトが現れる。ヘッダを取り巻く男女の人間関係と権謀術数の先にある結末とは?
愛憎劇の枠を超えて、人間生活の価値観、道徳観にまで踏み込んだイプセン不朽の名作。
新人公演『桜の園』
やまなか浩子
北原麻弥
犬井のぞみ
井上達也
桃木正尚
吉田晃弘
井上俊行
竹中春菜
後藤友希
川原真衣(演劇ユニット キャッチ.コム)
室越央
高村賢
小鳥遊空
翻訳 牧原純
あらすじ
ラネフスカヤは5年ぶりに故郷・桜の園への帰還を果たす。しかしその雄大なる家と庭は今や借金の抵当に入り風前の灯火。にもかかわらず、パリ暮らしに慣れた彼女に家を救う手立てが見つかるはずもなく、家は競売にかけられてしまう…。
滅び行く貴族とその社会を背景に産業革命を経て移ろうロシアと、その世の中の在り方をコミカルな人間模様を通して描くチェーホフ四大戯曲の最終章。
【スタッフ】
演出 小西優司
演出助手 水野駿
音響制作 佐藤剛
楽曲制作 仲条幸一
音響オペ 水野駿
照明 松村剛(ゴーライティングオフィス)
制作 春公演実行委員会/Jステージ
フライヤー 桃木正尚/machico/若林裕司
パンフレット 若林裕司/小西優司/宇土よしみ
ホームページ 高木智也(オフィスT2)
撮影 酒井宏和(自由が丘スタジオ)
大道具 演劇集団アクト青山
小道具 演劇集団アクト青山