演劇集団アクト青山 月の宴&新人公演 -3ページ目

演劇集団アクト青山 月の宴&新人公演

春公演に向けての役者・演出家、時々スタッフによるBlog。
イプセンとチェーホフ同時に上演なんて見た事ある?
ないですよね!
だから、チャレンジするのです。

春公演で音響を務めた水野駿です。
改めまして、公演を観に来て頂いた皆様へ。
お忙しい中、ご来場頂きありがとうございました。

さて、作品後期となりますが。
私は音響として参加するのはテアスタオーロ以来の四回目となります。
ほぼ、連続してることを考えると二年間音響として参加しています。
自分でもビックリですね。本科生という立場に音響が追加されちゃうんじゃないかと思うくらいです(笑)

今回の春公演でようやく音響をやる中で作品を同時にちゃんと観れるようになってきたなーっと自覚しています。

一つの作品が半年を通して作られていくのを最後まで観れる、それに参加できるというのは役者としてもとても大事なことだと思いました。
役者でもなく演出家でもない立場で観れることでより第三者的、客観視出来ることで理解できることが多くなってきたと思います。
そしてそれは今後、役者として作品に関わっていくことにも活かせると思いました。

音響というのは、はたからみればタイミングになったらスイッチを押す。
作業的感覚でやる方もいると思いますが、実際は役者と同じように作品を理解していないと出来ない部分もあると思います。
その点、自分はまだどこか演出の小西さんに頼っていたなと、、足りてない所もあると思いますが一つの作品を上演する中での責任ある仕事に携われて幸せだなとも思います。

全てを総括すると長くなりすがヘッダー•ガーブレルからは役者に大事なのは台詞を言う技術や身のこなしだけが大事なのではなくその人物が何を思っているのか、その感情や行動こそが人を感動させそれが作品を愛して貰えることに繋がることを教わりました。
桜の園からは、一人一人が役、作品と戦いそれが大きな力となって作品に投影されることを学びました。
勿論、それらは二つの座組に共通していたことだとも思いますが特に感じたのでこのブログに書かせて頂きました。

僕も今後、再び役者として、音響として作品に関わらせて頂いた時、今回感じた思いを忘れず活かしていこうと思います。

最後になりますが、今回の公演では天候など悪い日もありましたが観に来て頂いたお客様、重ね重ねにはなりますがありがとうございました。
次回は役者としても挨拶が出来たらなーって思っています。

それではまたのご機会にブログにてお会いしましょう( ´ ▽ ` )♩
ではでは!!