ヨガ中は、
とても静かに過ごされていたMさん
(その当時から、準備運動しつつみんなとお話を交えて過ごすのがぷりヨガスタイル)
言葉は少ないけれど
ヨガを楽しんでいる様子は
伝わってきた
でも時折…
シャバアーサナ中に
何度も涙を拭う仕草
シャバアーサナ後、
なかなか起き上がれない様子
瞑想後のシェアタイムで
言葉が出てこなかったことも…
気がかりなことが
いくつかあったけど、
「どんな状態でも大丈夫。
ここに一緒にいよう」
が教室のモットー
理由を聞くことはせず、
そっとMさんの
魂の輝きをみ続けていこう
と自分に誓った
それから
さほど時間が経たないうちに、
Mさんから
「乳がんの手術をするので、
しばらくレッスンは休みます」
その日のレッスンが終わり、
電気を消して
センターから出る直前だった
手術が無事に済むこと
早い回復を祈っていること
をお伝えして
「また来たくなったらMさんのタイミングでいつでも遊びに来てね。
私も、教室のみんなも待っています」
(ありったけの思いを込めて)
ハグをし別れた
言葉少なめだったのも、
あの涙も、
起き上がれなかった日も、
きっと案じることが多く
不安な日々を過ごしていた
からかも知れない
それでもヨガをしようと、
毎週足を運んでいた
そのMさんの
状態や思いに添うような、
心や体がほぐれるヨガに
なっていただろうか？
改めて、
自分のヨガを考える
きっかけとなった帰り道
気づいたら
自宅の駐車場に着いていた
つづく
