貴重な国産自然大麻の油が入った「麻マヨネーズ」今年も登場 | 天下泰平

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〜 滝沢泰平 公式ブログ 〜

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さて、今年もやって来ました『麻マヨネーズ』の季節。

その名の通り、マヨネーズ×ヘンプオイルを組み合わせた商品であり、自然派マヨネーズのパイオニアで、今では自然食品だけでなく大手スーパーなどでも販売されている「松田マヨネーズ」の数量限定の特別マヨネーズです。

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使っている原料のすべてがこだわりの素材でありますが、最大の特徴は何と言っても使用している「ヘンプオイル(大麻の実の油)」完全国産の大麻の実の油であることです。

現在、市場に出ているヘンプ食品でヘンプオイルが使われているものは、ほぼすべてが海外からの輸入ヘンプオイルを利用した商品となっていますが、この麻マヨネーズで使用されているヘンプオイルは、貴重な国産のヘンプオイルであるだけでなく、その中でも品種改良された大麻草(トチギシロ)ではない原種の大麻草の種から抽出されたオイルであります。

なぜ、国産の品種改良されていない大麻草の種が貴重であるか?

まず、そもそも日本で麻農家の数が異常に少ないのはすでにご存知の方も多いと思います。

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戦前までは4万軒ほどいた麻農家も、敗戦後のGHQの策略で大麻栽培を禁止されることになり、何とか免許制として伝統産業を守ることができたものの、今では50軒前後しか残っておらず、新規での参入も事実上はほぼ不可能な状態となっています。

そして、大麻草で取り締まられているのが葉や穂に含まれるTHCという薬効成分であり、これが麻薬の効果があるとして規制されているので、現在の日本の麻農家のほぼすべてがTHCの薬効成分が含まれていない品種改良した通称“無毒大麻”とも呼ばれる「トチギシロ」というタイプの大麻草となっています。

こういったトチギシロのようなTHCが0.3%以下の大麻は「産業用大麻」とも呼ばれ、麻薬成分とされているTHCが含まれていないので、栽培するのも山奥ではなく里の街中で可能であり、名産である栃木においては柵や監視カメラもなく、普通の田んぼや畑と同じようにそこら中に大麻が栽培されています。

無毒大麻という名は、通常の大麻が“毒”というイメージになりかねないので適正かどうか疑問がありますが、このトチギシロがあるからこそ、ただでさえ少ない大麻栽培もギリギリ産業として残れることになり、トチギシロ自体は決して悪いものではありません。

ただ、やはり品種改良にも良し悪しがあり、見た目は大麻であったとしても、ノンアルコールビールと通常のビールのように、古来からある日本の大麻とは全然違ったエネルギーと品質の大麻となってしまいます。

では、THCも含んだ品種改良されていない伝統的な大麻、なるべく自然に近い大麻を栽培している麻農家はないのかといえば、自分が知っている限りでは、今のところ日本に一軒だけ残されており、それはある地域の山奥の厳格に管理された小さな農地で栽培されています。

人里離れた山奥に何重にもバリケードがはってあり、監視カメラも設置された広大な敷地ではありますが、その中で僅かな面積しか自然な大麻は栽培できず、おまけに種(油)用として株間が広く栽培しているので、収穫できる大麻(種=油)の量はほんの僅かとなっています。

そのため、配合率10%とはいえ、その貴重な国産の品種改良されていない大麻のオイルを使っているのが、今回の麻マヨネーズであり、年間生産量が、全部でたったの1000本ほどなので、発売と同時に市場から一瞬で消える知る人ぞ知る大人気のレア商品となっています。

毎年やつはも大麻の認知度アップも兼ねて少量をおすそ分け頂いており、今年も少量ですが入荷することが出来ました。恐らくすぐに完売となってしまう量ですが、今年もご縁ある方々の元へお届け出来ればと思います。

《麻マヨネーズの商品ページはこちら》

価格は、一般的に流通しているマヨネーズのおよそ5倍。松田マヨネーズの通常のタイプに比べても3倍ほどの価格なので、値段だけで見たら超高級マヨネーズとなっています。

ただ、市販で大量生産されているマヨネーズの中には安全性の低いものも多くあり、特に原材料の卵にはエサのポストハーベスト農薬、遺伝子組み換え、飼料添加物、さらには動物医薬品などの問題があることが有名です。

そして大手のマヨネーズ工場では大量に割卵するため、次亜塩素酸ソーダや合成洗剤を使用しているケースもあり、卵だけでなく、メインの成分である油にも原料のポストハーベスト農薬汚染、遺伝子組み換えや抽出法のトランス脂肪酸、n-ヘキサンなどの化学薬品の使用が問題ともなっています。

さらに酢はアルコールの製造原料段階に問題があり、また調味料としては、化学調味料であるグルタミン酸ソーダが基本的となっており、素材の持つ味が活かされず、人工的な味になっているマヨネーズが市場には多いようです。

今回の麻マヨネーズは、国産の自然大麻のオイルが原料というだけでなく、卵をはじめとする他の素材もとことんこだわりにこだわっているので、品質と手間暇を考えると決して高い商品とも言えないものとなっています。

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最近ヘンプソックスも増えましたが、“やつは - 八ヶ岳LIFESHOP -では、他のヘンプ商品も多種多様取り扱っていますので、国産のもの限らず、この機会に生活の身近なところで様々なヘンプの良さを実感して頂けたら幸いです。

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