■Audio-Technica AT8458aタイプ
前記事の汎用品と似ていますがマイクを装着する部分が樹脂製になっていて樹脂の可塑性でマイクを支持します。金属製の汎用タイプよりもマイクに傷が付きにくく、とても軽いです。円筒を緩める2本のアームも無いので見た目がすっきりしています。



Audio-Technicaの純正ショックマウントAT8458aやAT8449aに似ていますが、実際に取り寄せてみるとサイズが一段小さく、これもBM-800(マイク径Φ43.5mm)用と思われます。リング部分の内径は40mmでさらにゴム紐が数ミリ内側に突出します。Φ47mm程度まではなんとかいけそうですがそれより太いマイクを無理やり入れようとするとリングが割れるのじゃないかと思います。



【購入先】
Century 3C Tech Store
https://ja.aliexpress.com/item/33011720598.html

寸法 長さ160mm 高さ40mm リング部直径95mm
重量 60g
価格 309円(送料別)
※記載の価格は購入時のもので現在の価格やショップページの画像とは異なります。
備考 スタンド側のネジ溝は樹脂製で変換ネジも樹脂製のものが付属。予備ゴム付属せず。

【使い勝手など】



見た目は良く非常に安価ですがマイク径が細いBM-800/Seide PC-Me/iSK BM-700等以外には使えないと思います。支持部分を他のクッションマウントから流用して修理部品や改造部品として買うならありかも。特殊な用途として純正ホルダーの入手が絶望的なSenheisser MD422に使えましたが、断面形状が四角いマイクなので収まり具合が良くありません。3Dプリンターで専用のブラケットを作ったら良さそう。



クッション性能に問題は無く、マイク径さえ合えば軽いので机上用のマイクアームや華奢なブームスタンド等での使用に向いていると思いますが、BM-800より重いマイクを吊って横向きに使うとすぐゴムが伸びそうです。
(がんくま)

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