語録11 | パーサによるトマスの福音書

パーサによるトマスの福音書

Closing the Circle: Pursah's Gospel of Thomas and a Course in Miracles

「神の使者」、「不死というあなたの現実」で再生された、トマスの福音書について書かれた「Closing the Circle」の和訳です。

野口博和さんから以前頂いてた、和訳をアップしています。

 語録11

死者は生きてはいないし、生命ある者は死なないだろう。
     
The dead are not alive, and the living will not die.

         
とても短いイエスの引用が私たちに残されている、このコースの類似の言葉と共に、
「天国の外に生命はない。」
“There is no life outside of Heaven.” (T‐23.Ⅱ.19:1) 
 
 パーサによる編集の結果は、率直で力強い、典型的な「レベル1」の言明の一つとなっている。それは、コースが存在(existence)と呼ぶ、偽りの命、自我の架空の夢世界とは反対の、本当に在る「現実」(Reality)に、私たちを直面させようと意図されている。自我の夢は、死の夢である。
 
 ここでもコースでも、言葉は隠喩という言語でやって来るが、それは霊のレベルで話されている、という区別を理解することが重要である。だから、私たちは心(heart)で聞く必要がある、キリスト教がしたように、それらを誤って解釈し、価値が無く矛盾しているとして、捨ててしまわないように。

(野口博和訳)