QP試打インプレッション ~TENSEI CK Pro Orange 編~
やっぱり気になるのはあの選手。
たとえ調子が悪くとも、勝ってなかった時期が長くとも、復活優勝すれば一番盛り上がったあの選手を中心にゴルフ界は回っていると言っても過言では無いあの選手。
やっぱりみんなタイガーウッズが好きなんですよねぇ・・・もちろんQPも・・・・
タイガーがボールの契約をブリヂストンと結べば、いきなり売上が伸びたと言いますし、クラブ契約を交わしているテーラーメイドも好調でございましてですね・・・
そんなみんなが注目しているタイガーウッズが使用して話題に上ったシャフトがございました。
もちろんタイガーが使ったら、すぐにUSPGAツアーでも一気に使用者がうなぎ登りになりまして、昨年の4大メジャーでは使用率がTOPになるという快挙!!
そんなシャフト、すぐにでも試したい!!!っと思っておりましたが残念な事に海外でしか発売になっておらず、指をくわえておりましたらば・・・
なんとこの度、日本でも発売になるって言うじゃありませんか!!
って事での、大注目シャフトの発表会に行って参りました↓
斜陽が眩しい中、打ってきましたのは↓
三菱ケミカルさんのNEWシャフトである
TENSEI CK オレンジ←クリック!クリック!
でございます!
タイガーウッズも使うこのシャフト!!
手元にチラリとオレンジが光っておりましたのはまさにこのシャフトでございまして、大好評を博しているとのこと。
さっそく打って参りました!!
今回のTENSEIは↓
50g台から80g台までありまして、60g台から上の重量対には全てXの上であるTXがラインナップされておりまして、80g台にはTXしかありません。
その辺りのフレックス配置を見ても、ツアー仕様のシャフトだと分かりますね。
手元側に↓
Wの文字がありますが、コレは重量を最適化するタングステンシートが入っている印なんだそう。
ややカウンターバランス(手元側を重くする)にする事によって、振り抜きの良さを狙っているんだそうです。
やはり三菱さんと言えば素材の良さ↓
高弾性シートであるMR70はそのまま採用されているようでした。
今回のコスメはちょっとおとなしいなぁ・・・っと思っておりましたらば・・・
『いつもなら消してしまっているシャフトの素管をあえてコスメとして出しました』
って事だったんでよく見ましたらば↓
クリアの下にカーボンの表層が・・・
ツアー仕様と言うことで、仰々しいコスメより、素材を生かした無骨なコスメのほうが男前で似合いますね。
さて、四の五の言わずに打ってみますと・・・・
やはり最近の・・・・っというか以前よりのツアートレンドという表現のほうが良いのでしょうか・・・?
手元がしなる、いわゆる元しなりシャフト傾向なのは間違いありません。
コレは白マナ、TOUR-AD DIシリーズ、スピーダーエボリューションTS、KUROKAGEといったツアーでヒットしたシャフトの大半がこの挙動ですね。
ただこのTENSEI・・・他の元しなりテイストとは少し違いまして、振り抜きが抜群に良いのです!
通常の元しなりシャフトはインサイドから振らされる傾向が強くなり、振り遅れ傾向が出る事があります。
このTENSEIはダウンでの潰れ感は大きいのに、インパクトではちゃんとヘッドが出てくれて、芯に当てやすい印象。
先に挙げたカウンターバランスが影響しているのでしょうか?
シャフト挙動はディアマナとKUROKAGEの中間くらいで、KUROKAGEほど粘らず、ディアマナほど弾きが強くない印象。
大きく潰れてムチのようにしなり戻るシャフト挙動はボールを吹き飛ばすように飛ばしてくれます。
なんだか妙に打感が良くってですね・・・マイルドな打感も好印象!
2月まで待てないQPなのでした!!