2019年11月8日(金)のおはよう日本でOAされた🔽について書きます。
波紋 映画祭で「上映中止」 いったい何が… “萎縮する” 表現の自由
この特集にはウンザリしました。
第一に、そもそも、ミキ・デザキ監督の『主戦場』という映画自体、出演者を騙して出演させ、それによって訴えられております。また、著作権侵害で刑事告訴もされております。
表現の自由云々の前に、表現の自由が守られる為の前提を欠いているので、論点のすり替えでしかないし、“表現の自由”を言葉遊びの様に軽く扱い過ぎだと思いました。
ついでに、おはよう日本は、2018年2月に、ARICのカルト的横暴さを、如何にも差別をなくす団体の様に扱いました。この頃からおはよう日本への極左的影響力が、それ以前よりも過度に強くなったとは思っておりましたが、性懲りもなく偏向報道を繰り返すんだなぁと憤りしか感じません。
ちなみにARICは、2017年6月の百田尚樹さんの一橋大学の講演を、百田さんの講演を聞いてショックで倒れる人がいたらどうするんだ的な、もう意味不明な言いがかりなどで主催者に圧力をかけて中止に追い込んだ狂信的な団体です。
安倍首相や様々な政治家のヘイトでもなんでもない発言を、雑で、かつ、一方的にヘイト認定して吊し上げる団体でもあります。市井の人々からすると、極端な意見のカルト的集団にしか見えないと感じております。
それを、おはよう日本は、全国放送でお墨付きを与える様な報道特集をやらかした訳です。
この点について、以下の私のブログの後半でも触れております🔽
先週の豊洲開場のニュースや沖縄、ヘイト、放射線報道に関連してマスメディア不信のあれこれ…
第二に、そもそも、運営費が貰えなくなる事を、一つの理由として、表現の自由の“委縮”とするのもおかしな話!
表現の自由という言葉を、軽々しく、独善的に使い論点をすり替えております!運営費が貰えなくなる心配を一要因として上映中止にした事を、表現の自由が”萎縮”って、牽強付会も甚だしい💢
この特集の中心人物なのか?NHK社会部の中村雄一郎記者からすると、主催者が運営費の心配をした事を一つの理由として、表現の自由が委縮と結論付けている訳ですが、そもそも、自由という権利には責任が伴う訳です。
一見正しいと視聴者に錯覚させる手口の下劣さに憤りを感じます。
自由に伴う責任と向かい合う事を委縮と置き換え、いかにもな被害者面するのが、中村雄一郎という記者の狡猾さなのか?怠慢さなのか?視野の狭さなのか?いずれにせよ、もう少し多面的に物事を見て欲しいですね。
別に運営費の心配がなければ、のうのうと上映していた訳です。あいちトリエンナーレや抗議云々は、後付けもいい所。
『主戦場』は、出演者を騙した事で争いが生じており、更に刑事告訴までされている以上、その上映には、表現の自由を行使する結果の責任を監督と共に負わなければならないのは当然の帰結。
今回は、表現の自由に伴う、そうした運営上の“責任”から、主催者が判断したまでの事。
“責任”を“委縮”とすり替え、あたかも被害者意識を演出するのは、中村雄一郎記者が卑劣なのか?多面的に物事を見られない浅慮故なのか?
平野啓一郎氏や是枝裕和氏などのメジャーな名前を識者として出せば、視聴者を欺けると思っているのかもしれませんね。
でも、表現の自由の問題だと思い込み、論理をすり替えている偏屈な識者の2人としか、私には思えませんでしたが…
第三に、運営費は税金な訳で、『主戦場』に好意的な意見ばかりに耳を傾けるのも、これまたおかしな話です。
上映中止を議論する市民の集会と言っても、『主戦場』に好意的な意見ばかりのプロ市民達の自慰行為にしか見えなかったのですが、その中で、“強く言った者勝ちにしているこの世の中の状況っていう事に、すごく私恐ろしいって事を感じたんですよ”という女性の意見がありました。
でも、私からすると、こうした集会に出てきた人の強く言った声ばかりを拾い集め、結局、彼ら自身が強く言った者勝ちになっている様にしか見えません。
そもそも、上映に反対の声がなかったというのに、反対の声が大きくて上映中止に追い込まれた体を取る、いかにも何か大きな圧力と闘っているように思いこんで、中には涙を流す人もいる様な集会に、私はカルト的な怖さを感じます。
そもそも、平野啓一郎氏の“ゆくゆくは国家にとって良くなるとの思想の下に、芸術を国家の中に保護していかないといけない”というコメントも、ヒトラーが言っていたようなナチス的思想の全体主義的思想で、よくまあ、こんな偏向的で危険な思想ばかりを垂れ流すなぁと思いました。
芸術って、多くの人々の心を打ち、共感を得て、素晴らしいと認識されれば、国家が保護しなくても残っていくんですけどね…それを無理くり国家の庇護の元に置くというのは、平野啓一郎氏の全体主義的国家観を顕著に示しているなぁと思いました。
その昔、ヒトラーに扇動され共感する人々って、何かしらの不満を覚えて、独善的な正義感に酔いしれていたんですけど、諸々重なって見えました。
ツッコミどころ満載なんですけど、更にそもそも論で、あいちトリエンナーレの抗議された昭和天皇の写真を焼く映像、慰安婦像、特攻隊を茶化す汚物、放射脳的スローガン連呼の諸々や、『主戦場』も、芸術に名を借りた政治運動です。
ついでに、あいちトリエンナーレの騒動になったモノについて、表現しようとした趣旨を正確に理解して欲しいと主張する人々がいますけど、彼等の主張や趣旨も読み、その狂信さと偏屈さを理解した上で、このブログを書いております(笑)
また、異国からの情報戦争の側面もあると感じております。これは陰謀論ではなく、実際、北朝鮮による拉致、慰安婦問題などの背景が、証明していますからね。
今回は、そこが本論ではないので、深くは書きませんが、北朝鮮が拉致を認めるまで、朝日新聞が慰安婦報道の捏造を認めるまで、何が我が国で起こっていたかを考えれば自明かと。
ついでに、今、韓国との間に徴用工問題として報道されておりますが、あれは、そもそも応募工です。徴用されていないのに、ここら辺にも、自国よりも他国を慮る、日本のメディアの問題の根深さを感じます。
これも本論ではないのですが、NHKを国民から守る党が、何故、夏の参院選や地方選で議席を獲得する支持を集めたのかを、もう少し考えた方が良いとも思います。
受信料を欲深く集めて、事業を拡大し、既得権益を膨らませてしがみつき、現金を8,000億も貯め込み、予算を野放図に湯水の如く使う点が、一番の問題ですが、もう一点は、偏りのある報道にあります!
おはよう日本だけでなく、NHKは公共放送と銘打っている訳で、特にニュース、報道なら、尚更、多面的に伝えるべきだと思います。
おはよう日本の、この件に関するツイートへのリプライは少ないものの、この記事を書いている現在、全て反対の意見ばかりです。そもそも、おはよう日本へのリプライは、ニュースウォッチ9やクローズアップ現代+に比べると注目度が低いのですが…
私も、前年度まで、ウンザリしながら、おはよう日本他NHK番組の問題点を書く事がありましたが、忙しさもあり、NHKの報道姿勢に問題を感じつつ、抗議の意思をいちいち示していないだけで、内心、苦々しく思っております。
それはさておき、中村雄一郎記者の取材による思い込みだけで構成するのではなく、例えば、この映画に騙されたと訴えている方々の意見も流すべきです。そもそも、何が問題になっているのか、根本が見えないじゃないですか?
おはよう日本のプロデューサーも、よくまあ、こんな根本の問題点をおざなりにした、一方的な被害者面の特集にOKを出したなぁと呆れております。
また、平野啓一郎氏や是枝裕和氏とは反対の意見を持つ識者のコメントも流すべきです。
何故なら、表現の自由が認められているとはいえ、NHKは争いのある事には、不偏不党、偏向のない多面的な意見を拾って報道する事が、公共放送の責務として義務付けられているからです。
それから、フロントマンたるアナウンサーの高瀬耕造さんや和久田麻由子さんにも伝えたいのは、中村雄一郎記者の特集を鵜呑みにするのではなく、多面的に疑問を持つ努力をしようとは思わないのでしょうか?
そもそも、『主戦場』の何が問題か、視聴者に伝わらない事に疑問を感じなかったとしたら、人気に胡座をかいて、傲慢と惰性の赴くまま、ルーチンワークの様に日々のアナウンサー業務をこなしているだけにも感じました。
OAでは、慰安婦問題とだけ放送していて、そもそもの訴訟や刑事告訴には触れていない…
アナウンサーが、こうした事案の問題点を知らなかったとしたら、それはそれで、情報を得る能力に疑義が生じます。
それから、『主戦場』など狂信的な人々とは反対側の意見を持つ方々のニュースは、絶対に取り上げないんですよね!
百田尚樹さんのサイン会が、爆破予告の時に、NHKは取材に来たにも拘らず、一切報じなかったとの事。
今、Twitterの一部界隈で話題になっているのは、11月13日に富山県朝日町の教育委員会主催で行われる町内の中・高校生への竹田恒泰さんの講演会が、妨害予告により中止に追い込まれた件。
主催者による表現の自由とそれに伴う責任を勘案しての判断は同様なものの、中村雄一郎記者が言う所の“委縮”どころか、これは完全に表現の自由を毀損するテロ予告ですよね!
NHK富山のWebニュースでは取り上げても、全国放送のおはよう日本では、絶対に取り上げる事はなく、常に安定の被害者ポジションを確保しようとする狡猾さ…ほんと、もうウンザリです…
とりあえず、中村雄一郎記者の様な、活動家みたいな意見ばかりではなく、それとは反対の声も報道し、公平性を確保してもらいたいです!
おそらく、今朝は、桜を見る会の中止が話題になるかと思いますけど、鳩山政権でも後援会や民主党所属議員の家族や関係者を招待していました。立憲民主の福山哲郎氏は、民主党じゃないから知らないという趣旨のふざけた弁の様です。
仮に、こうした安倍政権の諸々を批判的に取り上げるなら、野党のみっともない姿勢についても報道するというのが、不偏不党という事。はてさて、NHKは、そうした不偏不党を貫けるのかどうか…