第一回目のブログは皆さんにより心理カウンセリングに興味を持ってもらうため身近な心理テストを題材に取り上げさせて頂きたいと思っております
まずはエゴグラムです
エゴグラムとは人の性格は、親から受け継いだものや、育った環境、その人の年齢、経験などさまざまな要素で作られているという考え方の心理テストなんです。
質問式になっていて基本的に５０問あります。答えは＜はい＞＜いいえ＞＜どちらでもない＞で答えます。そこまで時間はかかりません。
質問に答えたものを5つの要素に数値化できます。
ＣＰ（厳しさ）
信念に従って行動する厳しい親の心です。自分の価値観や考え方を優先して理想を求めます。ＣＰが強すぎると尊大で批判的になりがちです。
ＮＰ（優しさ）
思いやりを持って世話をするやさしい親の心です。親身になって人の面倒を見る優しさが特色です。ＮＰが強いとおせっかいになります。
Ａ（論理性）
事実に基づいて物事を判断しようとする合理的な大人の心です。データを集めて理論的に処理していきます。Ａが強すぎると打算的で冷たい人間にみられます。
ＦＣ（奔放さ）
自分の欲求のままに振る舞い自然の感情を表す自由な子供の心です。明るく無邪気で行動的です。ＦＣが強すぎるとわがままで他人への配慮にかけます。
ＡＣ（協調性）
自分の本当の気持ちを抑えて相手の期待に応えようとする順応した子供の心です。ＡＣが強すぎるとイヤな事をイヤと言えずストレスをため込むことになります。
どの要素の数値が高いから良いとかでは無く、自分という人間がどういう要素が強くどういう要素が低いなど意識する事が目で見える形で理解できるのです。
協調性が強い人、決して悪い人ではありませんよね？だけどもどこかで自分を押さえつけてＮＯと言えなくてストレスが無意識に溜まっていませんか？
それが分かったら今度はできるところから主張してみよう！っと簡単にいったらそうなるわけです。
自分を理解して、なりたい自分に近づいたり。例えば会社でやると配属になった新しい上司が基本的にどういう人間がいるか解りやすく新しい人間関係の形成に役立てる事ができます。
きっとこのブログを見ている人の中にも会社でやったよ～って方いらっしゃるんではないでしょうか？
プロの力を借りないでプロと同じように数値化できるこのテストはとても面白いと思いますよ。
機会がありましたら是非やってみて下さいね