日本における心理カウンセリングの問題





なぜこんなにも生真面目で働き者の人々が多く、心労が絶えない日本人に心理カウンセリングの浸透が遅れているのでしょうか


日本人は古来から無意識に自分の問題をさらけ出す事をみっともないと考えられている事が大きく関わってきているみたいです。


その例として東日本大震災の時被災者の多くが話す時に感情を露わにすることがなく被災した話を話されている事が挙げられます。



最近でのお隣の国の韓国の方は比較的感情を露わにしている方が多い事がニュースなどを見て感じとれると思います。



同じ悲しみを味わったとしても感情を外に放出することによりストレスがある程度は解消される事は皆さんお気づきでしょう。



日本人は特に感情を外に出すのが苦手な人種なのです。



しかし、このような特徴の日本人だからこそ日々自分で心のセルフケアを行ったり、気軽にカウンセラールームに行く事により自分で感情を表現するタイミングをつくりストレスと共存する生き方が必要なのではないかと私は考えております。



日本における心理カウンセリングへの偏見誤解はとても多く、認識と知識不足はいなめないです。


でも


誰でも不安になったり悩んだりする事があり、それらの事はしっかりと脳神経の物質により説明されているんです。


心と体はつながっていて心が傷をおったら処置をとるのが本来なら当たり前なんです。



考えてみて下さい。皆さん命に直接関わってこないのどの痛みなどの初期の風邪の症状で早めに病院に行き原因は何か診断をしてもらい処置をしたりしますよね?

もちろん病院に行かないで自分の自己治癒力で治す方もいますが、疲れている時は特に免疫力が落ち症状が治るのに時間がいります。



全部心も一緒なんですよ。直接命に関わらない悩みでも初期に専門の機関に行きその問題と向かいあい処置する事で心の症状も治りやすいんです。


疲れている時は心の問題も免疫力が落ち、体に必要な供給物質の低下により様々な心の問題が身体の症状として表れていき治りが遅くなります。


皆さんの抱えている身体の色々な症状も根本的な問題が心にある事は良くある事です。


しかし、身体の症状だけに注目し病院に行って薬をもらいその症状だけに対応してませんか?


胃がキリキリして病院に行きお医者様に「ストレスですね」って言われ胃の痛みの薬をもらい胃の痛みを抑える。


確かに胃の痛みを抑える薬も大事ですが、根本のストレスの原因をしっかり気づくことによりもう胃薬をもらいに病院に行かなくていいわけです。


こっちの方法の方が利にかなってると思いませんか?



もちろんお医者様は皆さんに来ていただかないと商売にもなりませんから中々この方法は勧めませんが、根本的な心のケアをすることは病院に通うのと同じぐらい大事な事なので、皆さんが時間やお金自分の人生の財産を賢く使うためにも状況にあった選択をする事が重要となっていきます。



最後にカウンセリングは特別な人や病気の人だけが行うものではなく、この世に生きている人々が皆平等に悩み、苦しんでる事を見つめなおし、より自分らしく輝けて生き生きした人生送れるようにする事なのです。