久しぶりの神楽坂の石かわへ。
 予約が取りずらくなって久しいですが、今回は
電話してから、なんと3ヶ月待ちでした。

   

 今回は初めてカウンター席が取れました。
親方の三尺二寸の特注の包丁さばきを楽しみました。
 旬のお料理のコースをお願いしました。

 蛤と鯛の白子のジュレかけ
  ジュレは出汁、このわた、生姜、茗荷で複雑でさっぱりとした味に
 稚鮎の揚げ物、しどけのてんぷら
  水槽で生かしておいた稚鮎を少し粉をまぶして揚げて。今までにない味わいは活鮎だからか
 紅ずわい蟹と筍の蒸し物、椀仕立て
  角切りの筍をほぐしたたっぷりの蟹の身でつつんだ蒸し物を極上の出汁で。
   

 お造り:桜鱒とバフンウニ
 おなが鯛の餡かけ
  鯛は炙って身はレアで螺鈿のような切り口、皮はじっくり炙ってカリカリに。
 メバルと春キャベツの焼き物
  メバルは酒盗ベースのタレを、キャベツには醤油と酢を塗って焦げ目をつけて。 ほくほくの身の食感と、表面のパリッと感のバランスは絶妙。
   

 子持ち槍烏賊と筍の炊き合わせ
 のどぐろの小鍋
  甘めのお味噌仕立て、カブと新玉葱と。
 炊き込み御飯:鴨のひき肉とウド、グリンピースと
 デザート:桜の葉のシャーベット、寒天、牛乳かん、あずき餡、道明寺
   

 いつものように完璧なコースで、幸せな時間を過ごしました。

 ところで、隣の席にニューヨークから来たという謎の美女が一人でいらっしゃいました。日本語は喋れないのに、ウニが出たら“バフン?ムラサキ?”と聞いたり、“ノドグロ?”など超詳しい。写真撮ったり何やらメモしてたり。今日、NYからついたところで滞在中もいくつもgreat restaurantsに行く予定で、日本にはquiet frequently来ていて、あちこち食べ歩いている。。。など若いのに何者? 調査員?
 気になったけど、楽しいおしゃべりでした。