天草の実家に帰った機会に、奴寿司に
 マスコミで取り上げられることの多くなった奴寿司
 初めて伺いました
   

 ウニ
 真鯛 天草の天然塩
 あじ づけにして柚子胡椒
 たこ 梅肉と七味
 アラ ウニと一緒に
 コノシロ 昆布締め
 マグロの中おち
 大トロ
 など12かんのおまかせコース

 ウニは、ほとんどの鮨屋では見栄え良く木箱に入れたものを出されますが、形を保つためにミョウバンや熱処理してあり、しかも木箱の香りが移っているためウニ好きには耐えられないまずさ。。。
 ここではタッパーに入れて、ドリップの出たウニがネタケースに入れてあり、見た目は悪いですが本物のウニが味わえます。天草では普通ですが。。

 マグロやクエは以前は地元では取れるものの大味だとして食べなかった魚、近年食べるようになったそうですが、東京で食べるよりははるかに美味。

 握りはどれも塩やスパイス、煮切りで味付けされていてお醤油はつけないスタイルですが、熟成させず新鮮でコリコリとした歯ごたえを残したままだったり、江戸前とは全く違うユニークなお鮨。

 お店に伺ったのは初めてでしたが、親方の鮨は一昨年の小山薫堂さん主催のお鮨のイベント以来2度目。覚えてくれていました。
 このイベントをきっかけに奴鮨が全国区に、東京からのお客さんも増え、呼ばれて握ることもあるのだそう。

 銀座の高級鮨とは全く違う方向の鮨。機会があれば是非。