スペイン、カタルーニャ地方は“進取の土地”として伝統的に芸術化を多く生み出してきた土地。

 料理も伝統的手法に分子料理法を融合した“エルブジ”スタイルは世界中に広まっています。

 サンパウはカタルーニャの伝統料理をベースに、創造性豊かな料理を生み出しています。

 秋のテーマは、世界の絵画からのインスピレーションを受けて作り出したお皿の数々。

 8皿+デザート2皿のガストロミーコースを

 

  マヨルカ島フィギュラティブアート

  ソブラサーダ、トマト、パン、オリーブオイル

  カタルーニャの抽象主義

  コカ、ペコロス、ピキージョ、ナス

  ベルギー現実主義

  メレンゲ、スペイン産フォアグラ、林檎、セロリ

  無重力な絵、ユダヤとロシア

  豚の喉肉、ビーツ、ヨーグルト、プルーン

  メキシコ写実主義

  オマールエビ、緑のモレソース

  アメリカ合衆国 ポップアート

  甘鯛、バナナ、大根

  カタルーニャ 機械的な詩

  ホセリート社イベリコ豚のプルーマ、ゴボウ、グリーンオリーブ

  エムポルダ 超現実主義

  ガローチャチーズ、ハーブ、洋梨、クランブル

  ポップ オタク

  フランボワーズ、ブルーベリー、ブラックベリー、グロゼイユ、カシス

  キュビズム、サンジョアン湿地、パリ

  チョコレートのコラージュ

  SKY LINE TOKYO : スカイライン 東京

 ミロ、マグリッド、シャガール、フリーダ、ウォーホール、ピカソ、ダリ、村上隆、そしてピカソ、、

 画家を想像しながら、おしゃべりも弾む。

 奇をてらっているだけでなく、想像的なプレゼンテーションから予想を裏切る味と食感と思わぬ調和とバランス。。。

 まさに“食べる芸術 edible art”。

 

 ワインは食前の バステツのロゼのカヴァBastets Cavaから。

 ソムリエさんにお願いして、料理に合わせてスペインのグラスワインをお願いしました。

 すっきりの白: ボロ/Bolo(Valdeorras)、しっかり樽の効いたシャルドネ: スカン・フェイセス/Can Feixes(Penedés)、コクのある赤:/アンホーリ/Anjoli(priorat)

 

 まるでオペラの公演のような3時間半のコースを満喫していると、

 コーヒーのお茶菓子には日本橋から見た夜景、東京タワー、スカイツリー、雷門そして富士山に見立てた焼き菓子が出てきてカーテンコール。

 

堪能しました。