友人ご家族と神楽坂の割烹へ。
料理、お酒、器のマリアージュが話題の”ふしきの”。
ふしきのの語源は、千利休が使用していた言葉で、「不思議」や禅語の「不識」に通じる言葉だそう。
お料理は京懐石のコース料理。お酒は冷酒、ぬる燗・熱燗と温度を変えて。ぐい呑は、お酒に合わせて若手から人間国宝の作品まで楽しませてくれます。
グジの昆布締め
あん肝の黄身酢あえ
海老芋の白味噌椀
迷い鰹の藁焼き
日本海側に迷い込んだ鰹が今の時期に氷見で上がるのだそう。脂が乗って滋味豊かな、味わいの逸品。
香箱蟹
ズワイ蟹のメスを丸々一杯。蟹身、蟹味噌、内子、外子もぎっしりと詰まっており、最初は冷酒と合わせ、そして締めは熱々のお燗を注いで甲羅酒。
八寸:かます焼き物、こはだ、鴨のロースト、白子、牛蒡の揚げ物、なまこ酢
さわらの餡掛け
鯖寿司
デザート:”霜柱”
お薄
お酒のマリアージュも、ぐい呑も多彩で素晴らしく、楽しめました。
ミシュランに続いてGault&Millau(ゴ・エ・ミヨ)でも高評価のお店。
若い店主で勢いを感じます。