「丁寧に」

 


コロナ禍になって気づいたことの中で

一番大きかったこと

今まで

いかに急いで生きていたかってこと

 

今、以前の自分に質問できるなら

「なんで??なんでそんなに急いでたん??」

って聞きたい笑笑

 

以前の自分は

全てを流していたなぁなんて

流していた方が

たくさんのことを経験できると思っていたんだな

 

そう「味わう」ってことをしていなかった

辛いことも楽しいことも

全てをサーっと流してた

それでたくさんのことをクリアしてきたと

「経験」してきたと勘違いをしてた

 

だって今こうして

一つ一つゆっくり「味わう」ことをして

じっくり時間を使っても

以前と比べて

24時間という時間の中で

できていることは

大して変わっていない

量的にみても、

さーっと流した方が

たくさんやってる感あるけど

実はあんまりかわらないことに気づく

 

それどころか

一つ一つを味わってる今の方が

よっぽど充実感があって

心が豊かになっている気がする
 

 

あーーーーー・・・

今になって悔やまれる

「なんてもったいない事をしてたんだろう」

いやでも、その「流し経験」が無駄になってない感も

今でこそわかるけどね

 

「味わう」にはきっと

「丁寧に」向き合うことが大切で

 

丁寧に向き合うことで

いいことも悪いことも

いろんなものが見えてきて

それを充分に感じることができる

 

感じたことは自分の内となって

きっと「その人らしさ」や

「厚み」「深み」になるんじゃないだろうか

人間的に「この人深いなぁ」なんて思わせてくれる人は

きっと「丁寧に歩んできた人」なんだろうな

 

そうそうメイクもね

顔をゆっくり丁寧にみて触ってあげて

そして

メイクの行程を一つ一つ丁寧にしてあげると

その人の中にある

ピュアな美しさが

出てきて本当に美しい

 

そうしたら

きっと今の自分に「ドキッドキドキ」として

で、免疫力も高まるって話

 

メイク一つとっても

年齢を重ねれば重ねるほど

「丁寧に施す」ことは

とても大切なことだなと思う

 

50を迎えた今、

たくさんのことをサーっと流して生きるより

一つ一つ味わって丁寧に生きることを

選びたいそんなことを感じた

2021年の冬

 

こんな時期だからこそ

「丁寧に」を取り入れやすい気がする

 

 

 

■studio R.M. ■