窓枠の狭い隙間



静かに流れる時間の中・・・



外の世界を見てた




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「 誰か探してるのか?(笑)」



誰かを探せるほど、僕はまだ



この世界の事を知らない




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「 そんな顔して見ないでくれよ(笑)」



どうして?こんな顔してるか分かってるの?



ちゃんと僕の眼を見て話してよ




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「 またすぐ帰って来るから・・・な(笑)」



大きな掌が包み込み頭を撫でられる



うん・・・やっぱり気持ちがいいや



仕方ない・・・機嫌をなおすとするか



この世界で・・・



その掌の温もりを僕は憶えているのだから