H30 決算特別委員会① 経常収支比率 | 杉並区議会議員 小林ゆみブログ

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最年少の杉並区議会議員、小林ゆみのブログです。
元信託銀行総合職行員、元予備校講師という経済・教育分野における経験と知識を区政に活かし、杉並区をもっと住みよい街にすべく、日々奮闘中!

皆様、こんにちは!
杉並区議会議員の小林ゆみです。

引き続き、本定例議会での小林の発言等の一部をご紹介いたします。


前年度(平成29年度)の杉並区の決算が適正であったか否かを審議する平成30年 第三回定例会内 決算特別委員会では、まず10/3(水)に私の発言の機会がありました。

この日は主に歳入についての質疑をする回であったので、私は経常収支比率の悪化等について質問をしました。


経常収支比率とは、人件費や扶助費、公債費のように、毎年度経常的に支出される経費に充当された一般財源の額が、地方税や普通交付税を中心とする毎年度経常的に収入される一般財源、減収補填債特例分及び臨時財政対策債の合計額に占める割合のことです。

何を言っているのか…!?
わけわかめですよね。
簡単に個人に例えると、手取りのお給料と実家からの仕送りを合わせたお金のうち、必ず払わねばならないもの(家賃や光熱水費、食費)が占める割合のことです。
80%だと、20%しか趣味や遊び、臨時の出費などに使えないということになります。

自治体では、こちらの比率が80%を超えると、資金不足で新しい事業などがしづらくなってしまいます。
平成29年度の杉並区の経常収支比率は…82.6%!
ちょっとまずい財政状況です。
しかも、その前の年度である平成28年度は81.9%で、我が会派はプチっと切れたところです。
今回は更に悪化しており、さすがにブチっと切れました。

行政需要が多様化していることには理解を示しますが、節約せず、何でも需要に応えて税金を使い過ぎることは、10年後、20年後の世代に負担を押し付けることになります。


区長には、子供にツケを回さない区政をお願いしたいものです。
今後も、お金に細かい(?)元銀行員の厳しい目で、区政を見てまいります。


動画はこちら↓
http://suginami.gijiroku.com/voices/g07_Video2_Search.asp

小林ゆみ