ブログ、かなりのご無沙汰です。
今回の記事は負のオーラ満載になるかも。
おまけに長い文章になりそうです。
だから読みたくなかったらスルーして下さいね。

実はパクリ+アバスチンが効かなくなってから
効かなかったドセタキセル、今は若干効果のある
ハラヴェンの治療中、なのですが。
ドセを始めた頃からずっと体調が芳しくない日々が
続いてます。

それは抗がん剤の副作用であり、病状の悪化であり
がん患者に辛い、冬の寒さであったり

手足の指先の痺れと手指の強張りは、冬の寒さと共に
酷くなりました。
患部の出血も今年に入ってから始まりました。
大量出血でないですが、患部の皮膚が弱くなり、刺激により
出血を起こします。
ハラヴェンが良く効いてくれれば出血も収まると
主治医に言われましたが、今のところ体で実感できる効き目は
得られていません。腫瘍マーカーや胸水の状態を推移しても
大きな変化はありません。現状維持といったところです。
(1回/3週に検査してます。)
しかし今の私にとって現状維持は御の字。

味覚障害はハラヴェンでも続き、休薬週の1週間に
ようやく回復。吐き気はないけど、胃のムカつき食欲不信が
続いてます。ドセの時服用していたステロイド剤の副作用の
食欲増進で増加した体重の貯金?は底をつき、
現在はベスト体重に戻り、後はこれ以上体重を減らさない
よう気を付けなければと思っています。
でもねぇ〜、食欲ないんだよね。
かといって胃が空っぽだと気持ち悪いし、胃が痛くなる。
だから今は食べられる物、食べたいと思うものを
食べるようにしています。

レスキューのオキノームの服用数も増えました。物凄く痛い、
というのではなく、息苦しい圧迫痛が夕方から夜にかけて
酷くなります。勿論、胸水による息苦しさもあるのかも
しれませんが。

そんなわけで、12月に入ってから仕事も休みがちに
特に朝の調子が悪いので、午後から出社。そんな日々が
続いてます。当然の事、会社にはとても、とっても迷惑を
かけてます。

体調不良が続くと当然の如く考え方もマイナス思考。
最近頭に浮かびことは、多分ワタシ、よくもって後イチネン
がん患者は悪くなり出すと、坂道を転げ落ちるよう、
一気に悪化。今が踏ん張りどきなのかもしれません。

しかし、体調が悪いながら何とか休みがちでも仕事をこなし
日々の家事を行い、母の介護と息子のぴょんのお世話は
しています。当然の如く、月〜土迄毎日入って頂いてる
ヘルパーさん。月に一回、我が家に1時間かけて通って
溜まった家事をこなしてくれる、ついでにお惣菜も届けて
くれる友人、TちゃんとYちゃんのヘルプのお陰でも
あるのです。

それから、休みがちで迷惑をかけているのにも関わらず、
仕事の調整をして頂き、クビにならずに会社に居られる事
これもとても、とっても感謝していることなのです。
そしてとても、とっても申し訳なく思っているのです。
治療を続ける為にも、生活していく為にも仕事は不可欠
なのです。仕事をしている時の方が気持ちが楽なのです。

そして、今の私は、過去の自分をどうしても苛んで
しまうのです。

もし、私が今と同じ状況だとしても、あの時、自分の病気から
逃げずに前向きに立ち向かっていたのなら、その結果が
現在の状況であったのなら、周りに対して申し訳が
立つのです。たまたま私の病気である乳がんの顔つきが悪く、
不幸にも治療の甲斐がなかっただけなのだから。

しかし現在の状況は、自らが招いたこと。逃げてなかったら
多分今頃は乳がんは寛解、経過観察で普通の生活に
戻れていたことでしょう。再発の不安はあったとしても。
たとえ再発したとしても、もう少し長く生きられるでしょう。

自業自得と云えど、多くの人達に迷惑をかけ、申し訳ないと
思いながら生き続けることが苦しい時があります。
今はそんな気持ちでイッパイで、ちょっとキツイです。

そして

ここから毒を吐きます。

私が、乳がんと診断された時。何の知識のない私に
いきなり、3大治療の悪を伝え、抗がん剤が如何に悪いもので
あるかと伝え、僅か20%の人にしか効かないのだと伝え
私が無治療の道を進むきっかけをつくった張本人、K

確かに無治療を決めたのは私自身です。でもあの話を聞く前は
私は腹を括っていたのです。上司に乳がんである事を伝え
乳房切除しても仕方が無い、キチンと治療してきます。
そう伝えていたのです。私はあなたの話を聞いてから、
怖気付いてしまったのです。乳がんの治療で死んでしまうかも
しれないのだと。

『他責にするな!』

私の会社でよく云われている言葉です。
私は何度この言葉を自分自身に言い聞かせたことか?

私の病状が悪化して、現在に至ることはKも知っています。
私はKから申し訳なかったと、ごめんなさいと
云われたことは未だ一度もありません。
Kは私の前から逃げてしまっただけなのです。

今思えば、K自身も私と同じ小心者で臆病で無責任な人間
だったと云うことなのでしょう。
そんな人の言うことを信じた私が大馬鹿物で
そんな人間のせいで、後1年しか生きられないかもと
思うと、物凄く悔しくて、物凄く腹が立ちます。

ブログを始めて、無治療の方からメッセージも頂きました。
本人に影響を与えた3大治療の悪を説いた人、殆どの方が
言いたい事を言っただけで、後は無責任に逃げるだけ
のようです。そして、当事者の本人が後悔の元に
取り残されるだけなのです。

がんは十人十色、一つのことに拘ることは、力説するのは
危険なのです。命がかかってますから。

感謝のありがとうの気持ちと共に、自ら招いた結果に
申し訳ないと云う後悔の気持、この重さは
今の私は、押しつぶされそうでちょっと凹んでいます。
でも、今迄溜めこんでいた毒を吐いたお陰で少し楽に
なったのかもしれません。
怒りは時として生きるパワーになることもあるのです。

3月も後半になったけれど、暖かい春はまだ先のよう
せめて暖かくなれば、少しは体調がよくなるのかなぁと
いえ、なって欲しいと思っています。









今年も河津桜が咲きました。
ソメイヨシノはまだ蕾も固く、今年の開花はもう少し先。