こんにちは!
久しぶりのブログ。
舞台 孤島の鬼-咲きにほう花は炎のやうに-がきのう、無事に千秋楽を終えました。
初代。そして、秀。として生きた14公演。
すごく悩んだ約2ヶ月でした。
正解が見つからない。いつまでたっても秀ちゃんになれなくて、すごく悩んで悔しくて、病みました。笑
役者として大きな一歩を踏み出せた、そんな気がします。
全てのキャストがそれぞれ難しい役でした。
みんなで悩んでみんなで解決して、みんなで作り上げた舞台をお客さんが観に来てくれて完成できた。そんな気がします。
観に来てくださった皆さん、同じ空間を共有していただけて本当に感謝しております。
秀ちゃんの手記を読み上げるシーンでは、涙を流すお客さんが鼻をすする音を気にして一生懸命静かに泣いてくださってる方をちらほら見ました。
劇場が静かすぎて咳払いすらできなかったですよね(笑)
でも、そうなんです。同じ空間にいるから少しでも気が逸れると崩れてしまうくらい凄く繊細な舞台でした。
だから、見に来て下さったお客様、一人一人に同じ舞台を作り上げて頂いた。そう思っております。
千秋楽のコメントでも言いましたが、私たちが舞台に立っていられるのは、沢山のスタッフさんが沢山動いてくれているからです。そして何より観に来てくださる方がいるから成り立ってます。
本当にありがとうございました!
沢山、思うことはあるけど、あんまり語ると終わらないから( ̄▽ ̄)笑
ただ、秀ちゃんの手記を読み上げる時にこのセリフでここにいる約200人の人に何を伝えられるのだろうと考えた時、ただ単に不幸だよ!私は不幸なんだよ!って事ではありませんでした。
たまに凹んだり、もうやだな。しんでしまいたいなって思う時って必ずしも人生に数回あると思うんです。
私もそう思う事が過去にありました。
だけど、秀ちゃんのセリフの中身を見てみてください。
そして色んなことを思い浮かべてみてください。
私は初めて手記を見た時に生まれてからずっと吉ちゃんが隣にいて、身長が大きくなって2人で立てるようになって、2人で背伸びができるようになって初めて窓に手をかけた時の2人を想像すると世界はまだまだ広いってことを私達はまだ知らないんだなって思いました。違う角度から物事を見てみる。ただただ幸せな事もある。だけど、私達は生活の中で幸せが当たり前になっていて幸せなことに気付いてないんです。
あなたより辛い思いをしてる人はこの世にまだまだ沢山いる。両親がいること、友達がいること、物が買えること、沢山の幸せが世の中に沢山転がってます。
きのう、千秋楽を終えて不幸から開放されたからか私はお風呂あがりに真っ先にアイスを食べました。
それが私にとって幸せです。
小さな幸せを大切にしよう。そう思いました。
今日からは次のミュージカル、雪のプリンセスの稽古が始まりました。
孤島の鬼で学んだこと、沢山活かしてもっと成長できたらいいなって思います😊
写真を沢山UPしまーす!!
まず千秋楽を終えた私達!!!٩( 'ω' )و
みんな衣装がとても可愛いのです。
そして机の上でお芝居をしました。
初代が恋した箕浦役の石田隼くん!
諸戸くん役の田中涼星くん!
双子の相方、吉ちゃん役の星乃勇太くん!
私役の佐藤永典さんと、北川刑事役の平井ひろきくん!
アップ中の私達。笑
面白い光景!
キャスト8人で写真!!
みんななんだかんだ仲良しで楽しかったな。
すごく貴重な経験をさせて頂きました。
全ての方に感謝します。
本当にありがとうございました!!!
よーし!切り替えるぞーっ!!!