2703.【らんな劇場】軼練の拓匠④ 〜鬼辻ノ斬〜 | 魔道士らんなのトーラムまいご日記

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おはよん(*゚▽゚*)/なぁー
らんです!



さてさて、今日は…
【らんな劇場】
軼練の拓匠第四話をお届けしまーす!


第36特殊部隊隊長ジンバの裏切りにより、壊滅した特殊部隊。
かろうじて生き残った隊員は副隊長イヴァン…ヴェルヌら計3名と報告されていた。

シャルロッテ、マティア、クライスは……数々の仲間とともに『行方不明』と報告されていた。


これはその後のシャルロッテたちのお話……。


それでは、始まりまーす!



ぶーーーー(はじまる音)





シャルロッテ
『弟子にしてくださいっ!』

頭を下げて頼み込むシャルロッテの前には、困ったように首を傾げるリュージの姿があった。


リュージ「こんな見た目の相手に師事しようと思うとは、物好きな人もいたものですね」

そう……もっと年配の剣豪ならともかく、リュージは物腰こそ落ち着いてはいるが、極端に若く見える。


シャルロッテ『それでは…!』

リュージ『ただし……
抜刀剣は教えられません。これは相応流といい一生をかけて磨いていくもの。

……それよりもシャルロッテくんは片手剣の扱いのスジが良い。』



そんなぁ……と一瞬、気落ちし、

『えっ?!』
シャルロッテの目が輝きだす。


それもそうだ。
センパイにも一度も褒められたことがなかったシャルロッテはとても嬉しくなった。



リュージ『剣技や盾捌きなどは教えることができませんが……
どの武器でも基本となるものは同じです。
相手の動きを見極め、的確に躱し、的確に打つ

そういった鍛錬なら教えることはできますが……?
それでもよろしいですか?』


シャルロッテ
『お願いします!!』


だからリュージはあんなふうに、盾を見事に扱えていたのか……

感心しながらシャルロッテは、これからの修行に目を輝かせ心を踊らせていた。


しかし………


現実はそんなに優しいものではなかった……



翌 日


そして………鍛錬が始まった。

初日から盾や剣を振れるものと思っていたシャルロッテに浴びせたリュージの一言は辛辣なものだった。

リュージ『剣や盾は置いていきなさい』
えっ?! 


それからは基礎練習、基礎練習、基礎練習!
筋トレ、筋トレ!のオンパレードであった。
ひたすらに同じ反復運動を繰り返し、徹底的に身体を鍛え上げる。
この過酷な環境にも耐えられるように身体をリメイクしていくのである。


しかし……
同じく弟子入りしていたマティア、クライスもそして、シャルロッテもそうなのだが、

元・『地獄の36番』のジンバの所属部隊………

ヒトをヒトとも思わない、36番の練習は『地獄』と呼ばれ例年、多くの脱落者を生み出している。



そんな中で耐え抜いた3人だからこそ、大抵の激しい基礎練習でも余裕でクリアできるのだ。


ただし……
ただ単に身体をいじめるだけの36番の基礎練習とは違い、リュージの基礎練習はより実践的であった。


身体のバネや必要な筋肉を効果的に、そして的確に使えるための基礎練習の効力は、シャルロッテたちの身体の中にどんどん吸収されていった。




そして……1ヶ月が経過した。


1ヶ月後


リュージ『ある程度仕上がってきましたネ。
それでは、明日からは武器を持って練習しましょうか』
 

なぜかその時……リュージはニヤリと笑った。


なぜだかはわからない。
なぜだかは全くわからないが………
シャルロッテは何やらイヤな予感がしていた。


つづく




少し間が空きましたが、第四話をお届けしましたー。リュージ師匠(アイ○オールさん)の【鬼悪魔辻斬】っぷりが少し見えて来てますよね(〃∇〃)

さて……次回はその特訓です。
どんな特訓かな、かな?


でわでわ……

今日も元気に
行ってらっしゃい♬

またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆



【カラダノート】ママびより × バーバパパ

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