2706.【らんな劇場】軼練の拓匠⑤ 〜密カナ努力〜 | 魔道士らんなのトーラムまいご日記

魔道士らんなのトーラムまいご日記

トーラムオンラインで支援職を中心にがんばってます♪
プレイ日記とらんな劇場というお芝居、そしてビモチャン生放送の文字起こしをできるだけわかりやすく書いています。

2015年7月から連続更新中っ


Twitter垢 @Ran_Toram

おはよん(*゚▽゚*)/なぁー
らんです!



さてさて今日は
【らんな劇場】
軼練の拓匠第五話をお届けしまーす!

命からがら逃げ出したルージオの街。
その後に待っていたのは……特訓地獄?!
シャルロッテの成長をニヤリと見守るリュージ師匠。今日は少し趣が違うみたい……?

それでは………
始まりまーす


ぶーーーー(はじまる音)







ヨール高原


リスや鹿のような大人しめのモンスターが生息する穏やかなエリア……。 


何もしなければ襲ってくることもなく、時にはお弁当を広げる冒険者もいるのどかな場所だ。



シャルロッテ『ん……』

不意にリュージに連れてこられたシャルロッテには、いつもと違う聞くに聞けない疑問があった。

道中聞こうかどうか迷っていたのだが、なかなか切り出せず、師匠の言うままについてきてしまったけど……


リュージ『さぁ…付きましたよ』


その声に弾かれるように、思い切ってシャルロッテはリュージに疑問をぶつけてみた。


まずは1つめ……
シャルロッテ『マティアさんとクライスさんは…今日は来ないのですか?』
そう……
シャルロッテは1人で連れて来られてきたのだ。


そういえば…
ニヤリと怪しく笑った昨日の師匠の顔が、脳裏から離れない。

いったい……なにをしようというの?!



リュージはふむ……と一度考えてから

師匠『あの二人を連れてこなかった理由……
ですネ。
シャルはわかっていたと思ったのですが……』

シャルロッテには見当もつかない、
なんだろう、なんだろう……?


ふう……(ㅍ_ㅍ)
とリュージは小さくため息を付き、マジマジとシャルロッテの息遣いが聞こえるほどの距離まで近づいた。


リュージ『シャルは………

他人に【努力している姿】を見られたいのですか?』

どきぃっ!!
隠してた、隠してたはずの事なのに!
いきなり図星をつかれシャルロッテは怯んだ。ハードヒットよりもこの攻撃ははるかに怯んでしまう。


シャル『ぐっ……(ó﹏ò。)』

リュージ『図星ですか(笑)
そうかなと思ってカマをかけましたが。

どちらにしても1つ言えることは………
「シャルはまだ弱い」
まずそれを認めることです。

己を知り敵を知り、
仲間を知ることから始めなければなりません』

何も言い返せなかった。  


努力は人の倍はゆうにしている。
なんならリュージの基礎練も終わったあとに、それのほぼ同量を追加でこなす。

だれにも……見られてないはずなのに!



リュージ「今まで、三人の練習を見てわかりましたが……
シャルロッテはリーダーの素質がありますネ。

いやあの二人にもあるのですが、シャルロッテはもっと大きな何か………。

今はソレが何かがわかりませんが…。
どんなに絶望的な状況でも生き抜くチカラ、感覚、知識、そして観察力を磨く特訓を行います。』

シャルロッテに闘志がみなぎる。
もっと……もっと強く、強くなりたいっ!

リュージの言っていることはよくわからなかったけども、『強くなりたい』という気持ちはもうとどまることを知らない!

 

シャルロッテのそんな様子を見て、またニヤリと笑うリュージがすこぶる怪しくあったのだが………(ㆁωㆁ*)



リュージ『それでは……
今からここに棲む、稽古つけてくれる先生連れてくるから、ちょっとまってて下さい」

シャル「こんなところにすんでるとか……どんな人なんだろ?」

3分後




ドドドドドっ

けたたましい大きな地響きとともに、リュージが戻ってくる……

てか……… 
追いかけられてるっ?!


師匠「これが今日の先生ですよー!」
(遠くから大声で)

追いかけられながら爽やかに言うリュージの後ろには……!


シャルロッテ
「いや、それ人じゃないし!
モンスターだし!」

師匠「私も昔はこの方によく稽古をつけてもらったものです。
ほら、シャル、ご挨拶の一撃撃ち込んで」

タッチっ!パー

リュージはシャルロッテと体を入れ替え、巧みにヘイトを移す。


そんなシャルロッテは意外と楽観的であった。

(まあ、最悪師匠なら倒せそうだし……ね
なんとかなるかも)

シャル「えい!」(一撃入れる)



師匠「これで良し、じゃ後は頑張って!」

シャルロッテ『はあっ?!!』
一縷の望みだったリュージが逃走し、アルコイリスと一騎打ちになるシャルロッテは大声で叫んだ。

シャルロッテ
『なんなのよぉぉぉお!!』



今までに見たことのないくらい怒り狂ったアルコイリスが、まっすぐにシャルロッテに向かってきていた。



つづく



このお話は現代より少し前のお話。
シャルロッテが剣盾として確立する前の修行時代のお話ですね。

マティア、クライス、リュージの三人は、
実はアイオールの持ちパラをお借りしています。
三人のプロフィールを作ってくださったのでご紹介しておきますね(o^-')b


マティア

落ち着いた参謀格。
大技に頼らず小技とチャージ系の術を駆使する遠近をこなせる術士を目指している。盾の扱いを覚えたのも、近接戦闘に有利と判断したがゆえ。


クライス

割と大雑把な性格をした斬り込み役、純粋な近接戦闘を得意としていて剣速こそ遅くはないが、敵の攻撃を掻い潜るような俊敏さには欠ける。
今はまだ自身目指すスタイルは定まっていない……。 
(最終的に重装鎧を身に纏い、剣で弾き、遠い間合いには魔法を叩き込む魔法戦士となる。魔法はマティアの魔導書で覚えた為、得意術系統は似ている)


リュージ

流れ者の相応流の剣客。人里離れたところにある庵に住んでいる。
非常に若く見えるが、実際にはそんなに若いと言うわけでもない年齢不詳。
各方面にコネがあるらしく、その方向はソフィア守備隊から裏社会までと多岐にわたるため、今回の救出劇はどこかからの依頼であるとも言われている。

はい!アイオールさん、ありがとうでした!
とっても魅力的な3人さんですよね♬


さて、特訓といい過酷な訓練を投げかけてくるリュージさん。
もとの人物が『鬼、悪魔、辻斬り!』ですからね…… 

ついついシャルロッテに感情移入しちゃいます……。
シャルロッテ、強く生きるんだよ…?


次回、軼練の拓匠…お楽しみにね(o^-')b


でわでわ…… 

今日も元気に
行ってらっしゃい♬ 


またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆