受験生羅刹の観劇!
今回は1月30日に観劇した『身毒丸』のお話をしたいと思います。

万有引力さんの『身毒丸』。
この上演をどれほど待っていたことか!私にとって『身毒丸』は全ての始まりでした。
藤原竜也さんが好きになった私は、やはりデビュー作を観ないとと思い、『身毒丸ファイナル』をDVDで観ました。その時の衝撃たるや!!!!一発でノックアウトされました。
「なんだこの話は?」と脚本に興味を持ち、寺山修司先生を知りました。
それからどっぷり観劇生活。寺山先生を好きになったのも、このような趣味になったのも『身毒丸」からなのです。

万有引力さんは「空間演出」が素晴らしいです。一つの舞台上で多数の動きや演出がされ、1度観るだけでは物足りない。沢山の情報が詰め込まれている。今回もそうでした!
開場からから始まっているお芝居。黒子に扮した方が会場をぐるぐる。完全に異空間となっていきます。
そして本編。左右の小間使い、中央で身毒丸、奥では生演奏、上段では合唱!凄い凄いの連続でした。これがテラヤマワールド!!!
音楽もお腹にずっしりくる打楽器、合唱は高音が響き渡り、身毒丸と撫子の世界が広がる・・・
もう1回しか観れなかったのが非常に悔しいです!
でも最高の舞台でしたヾ(@°▽°@)ノ