何かと話題の『昭和物語』。
アウトが終日頑張って10,000とか、超絶スローライフなのは遊技特性なので当たり前ですが、一つの試みとしてはやはり大いに評価できる商品だと感じます。
ただ、これは目先の収益と切り離す事が前提のお話。
数店舗視察に行きましたが、思った以上に『設置しているだけ』の店舗が多くてガッカリしました。
P店は装置産業の側面が強い事は確かですが、売る為の創意工夫があってこそ。
カタチばかりの中途半端な投資なら、投資そのものが無駄になるだけでなく、未来の可能性を摘み取ってしまいますのでやらない方がマシです。
ただ、『中の人』も現場経験があるので判りますが、こうなり易い背景もあったりします。
・目先の収益と切り離されていない場合
・本部主導の取り組みの場合
・店舗に収益とは別の特別な評価指標が定められていない場合
今後勝ち残っていく法人は、何かトライをする時に、こういった「上手く行く仕組み」まで描けている法人なんだろうな、と感じた次第。
そういった法人は、仮に一つのトライが失敗してもノウハウを蓄積して次に繋げるので、長期的視野では必ずしも失敗にはならないものです。
そもそも、こういったトライをする余裕がある法人というのも限られているので、今回導入された店舗は、まず、トライができる環境である事に感謝しなければ行けないのかも知れませんね。
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