大変ご無沙汰しております。

余寒厳しき折柄皆様いかがお過ごしでしょうか。

春待ち遠しい時期となりましたが、

毎年恒例となりましたこどもデザイン室展のご案内が出来上がりました。

お陰様で本年も開催する運びとなりました。

これも偏に会員様含め皆様のお力添えだと思っております。

 

 

こどもデザイン室展2023年こどもと集う一日

3月15日[wed]-3月19日[sun]

10:00 - 18:00(最終日は17:00まで) 入場無料

*18[sat]10:00-12:30はトークイベント開催の為一部入場制限致します

会場:清須市はるひ美術館

主宰:こどもデザイン室

後援:名古屋芸術大学

 

 

 

挑む

 

人は何歳になっても成長し続けることが出来ます。

 

アトリエに居ると子どもたちが日々変化してゆく姿がよく見えます。

それに比べ人は大人になるに従って豊かなものが少しづつ消え失せていくように感じます。何故でしょう。

私はもう年だから、私はもういいから、貴方に、貴方が輝いて欲しいの・・・

子どもに「成功」を求める親の姿は悲しく、逆に親と子が共に寄り添いながら「成長」している姿を見られたときはとても幸せになります。

「成功と成長」一見似たような言葉です

成功の良し悪しは、他者に評価されてしまいかねません。

人は成功をついつい求めてしまいます。

成長とは自分の中に常に起こる事であり自らが踏み出す事から始まります。

 

おいしそうなケーキを食べて「美味しい」と感動する。これは感性です。そして「どうしてこんなにおいしいのだろうか」と考えます。これは知性です。感性が豊かになれば感動が多くなります。

そして感動は心が躍動するので物事に対して積極的にやる気になり、行動して行く事で新しい関係性が生み出されてゆきます。

この感じる心「感性」を豊かにすることが大切になります。

 

0歳児の時に人は言葉は獲得しません。

これは考えるよりも行動するという事が成長へ続く人間にとって用意された大切な意味を示していると思います。

しかし新しい事に踏み出すには先も見えないので誰しもが怖さや恐怖を持ちます。

そんな時こそ人は成長できるのです。

ひかれたレールに沿って歩いていくのも有るけれど、レールを外れて歩いてみようとチャレンジした人は、その人にしか掴めない尊い何かがあります。

そのチャレンジした事がたとえ失敗だったとしてもそれは失敗では有りません。

成長の為には、失敗が大切なのです。

 

「身をもって知る」という言葉があります。

自らがやってみなければ身につきません。

間接的な情報だけ詰め込んでも何も豊かにはなりません。人にとって精神が充実している事の方が遥に豊かで大切なのです。

 

どうぞ失敗を恐れずこどもと共に一緒に失敗をしましょう。そして失敗を共に認め合い成長を楽しみ合いましょう。

そして若者たちよ、挑戦する事を恐れないであって欲しい。

どうか挑戦する事の価値と尊さを理解し認めあえる社会、世の中になって行く事を切に願います。

 

 

遊びと創造の場 こどもデザイン室

代表 荒木 マサカズ

 

 

   

こどもデザイン室展2023

3月15日[wed]-3月19日[sun]

10:00 - 18:00(最終日は17:00まで) 入場無料

2022年4月~2023年3月までの間に制作された3歳~15歳の子どもたちによる絵画、版画、レリーフ、オブジェ、全体作品等約160点を展示します。加えて夏に行われたサマーキャンプの映像や幼児による一日アトリエ「海賊になろう!2022」の映像を放映します。大人や先生など教える側が、子どもたちに出来るだけ干渉せず生き生きと自由に創造的に制作した作品です。答えが多様に満ちた創造的な世界を一人でも多くの方々が本展に足をお運び頂き、その成果をご高覧頂ければ幸甚に存じます。

 

 

 

 

杜とひとのともいき プロジェクト

3月15日[wed]-3月19日[sun]

10:00 - 18:00(最終日は17:00まで) 入場無料

 

 

生きる喜びとは、一体なんでしょうか。

 

かの教育者フレーベルはこのように言います。

「活動する、働く、創造するということがすなわち人間が生命をもち、生きていることを意味しています。」

 

自然の中でこどもたちと過ごしていると彼らの目が輝き出し、生き生きとしてきます。

虫や鳥の歌声を聴きながら収穫、農作業をして身体を動かしていると

心身にエネルギーが満ちていき、感性が研ぎ澄まされ心が落ち着いていきます。

自然の持つ力は計り知れず、我々が「生きている」ことを改めて教わります。

喜びには人それぞれあると思いますが

その日帰路にたったこどもたちの表情はどこかスッキリとしています。

四季を通して晴れから雨まで自然と過ごした一年の記録を映像にて放映します。

 

杜とひとのともいき プロジェクト

代表

加藤ちえ

 

 

さわってあそぼう!デザインクラスオートマタ作品

3月15日[wed]-3月19日[sun]

10:00 - 18:00(最終日は17:00まで) 入場無料

 

会場にて実際に触って遊ぶことが出来ます。作品になりますので大切に動かして遊んでみてください。

 

 

 

WSイベントのご案内

こどもRe±design Automata

3月19日[sun]

10:00-12:00

13:00-16:00

参加費:一人1000円

*事前予約制(下記参照)

 

オートマタとは西洋のからくり人形のことです。歴史は古く古代ギシリアの自動装置が起源で、当時の技術の粋を集めた作品は現代のロボットの先祖とも考えられます。

「現代オートマタ」は歯車などの仕組みを意図的に見せる作りになっており、ハンドルを手で回して動かすのが特徴です。アトリエにて使われなくなった素材を再利用して自分のオリジナルオートマタを制作、持ち帰ることが出来るワークショップにデザインクラスのメンバーがRe∓designしました。

 

参加を希望される方は下記にて事前予約が必要です。

予約が埋まり次第終了致します。予めご了承ください。

 

オートマタの動きが観れる!映像は現在制作中です。

出来上がり次第ブログをアップさせて頂きます。

 

 

イベントのご紹介

 

トークイベント「あそびはまなび-製作過程から見えるこどもの声-」

3月18日[sat]

10:00-12:30*事前予約制

話し手:荒木マサカズ

 

会場にあるこどもたちの作品を鑑賞しながら展覧会コンセプトを元に、制作者の過程、背景や秘話をご紹介します。

 

ご参加頂くにあたってのご注意 : お子様連れの参加はご容赦頂きます。

トークイベント最中は登録者以外の方はご入場頂くことは出来ません。

終了時間は前後致します。お時間に余裕を持ってお越しください。

*応募多数の場合には抽選とさせて頂きます

 

 

 

 

 

出展者代表作品 あいうえお順

 

お問い合わせ先

遊びと創造の場 こどもデザイン室

09091904102

c.designroom@gmail.com

 

 

こどもたちの今を生きる作品

是非ご覧に来て頂けると幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

加藤