■感想■ロシアW杯アジア最終予選■ 日本VSオーストラリア「6度目」 | picture of player

■感想■ロシアW杯アジア最終予選■ 日本VSオーストラリア「6度目」

あぶねー、ケーブルが抜けてえらいことになるところだった!
試合が見れる!見れるぞ!


■感想
・大一番!
・日本のスタメンは4-1-2-3。GKは川島(メッス)、DFが右からマルセイユ、吉田、昌子、不死ゴリラ。アンカーに長谷部、その前に井手口&蛍の狂犬コンビ。3トップが右から浅野、大迫、乾。
・この土壇場で井手口、乾、浅野というあまり出てなかった選手を使ってくるハリルホジッチの強心臓。本田、香川をベンチに置いて負けたらえらい叩かれるだろうけど、まあ関係いんだろうな、この人には。博打慣れしてる。
・ベンチは、GK東口、中村、DF酒井アゴ、三浦、槙野、MF小林、柴崎、香川、原口、FW本田、岡崎、久保。
・オーストラリアは3-6-1。GKはライアン死んじゃいやん、DFがセインズベリー、ミリガン、スピラノビッチと日本にゆかりのある2人を含んでる。中盤の底にルオンゴ、アーバインで右アウトサイドがレッキーだよ!左アウトサイドがスミス。ツーシャードーにロギッチとトロイージ。1トップはクルーズ。
・ユリッチがいなくて助かる。
・なんでかデゲネクは控えに回ってる。そういえば、ミリガンにはロングスローがある。幻のミリガンロングスローからオーロイ直接ヘッドのポートボールがジェフ千葉でありました。
・正直言えば、普通に繋いでくるオーストラリアはそんなに怖くないんだよなあ。
・ベンチにいるケーヒルが怖い。
・解説は山本昌邦解説員と木村和司解説員のダブル起用。まったく噛み合わない二人だが大丈夫か。
・昌子の顔がでかいことが異常に強調され、井手口のそこらへんにいるマイルドヤンキー感を再確認できる国歌斉唱。
・うおおおおおおおおおおおオナイケエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!

・前半開始。
・1分、いきなり井手口がインターセプト。これが仕事。
・1分、吉田のロングフィードからマルセイユが折り返したボールは普通に相手に渡るが、そこにプレスをかけてコーナーキックゲット。キッカー井手口のボールに合わせたマルセイユがヘッドで合わせるも枠外。
・前プレ!前プレ!前プレ!からボールを奪ったら井手口と山口がサイドに流れる形。
・「オーストラリアが繋いできてくれると怖さないですよね」と早速マエストロ節を炸裂させる木村和司解説員。
・6分、ようやく攻めてきたオーストラリアがCKゲット。こぼれ球をロギッチが叩くも川島メス正面。
・そのボールを素早くフィードして収めた乾がファウルゲット。FKは合わずに、そのカウンターを最後は俺たちの長谷部が尻拭いでナイスカバー。
・10分、初めてオーバーラップしてきた酒井のクロスはオーバーして合わず。
・ジャクソン・アーバインって名前ののデトロイトメタルバンド感は異常。
・14分、右サイドに流れた乾が切り込んで左足でシュートも枠外。当たってないのになぜかCKもゲット。なのだが、それは普通に跳ね返される。
・15分、カウンターから大迫にスルーパスもCKゲット。そこからのショートコーナーで昌子が大外からヘッドをするも枠外。
・井手口のフライ級日本ランク4位感はすごいな。
・17分、こぼれ球を無理矢理もってかれて右サイドからレッキーがエリア内に切り込んでくるもシュートに行く前に潰す。ナイス昌子。
・20分、カウンターから大迫のデリシャスポストプレイもそこから繋がらず。
・21分、マルセイユがキックフェイントから中を爆走で外の浅野につなぐも、さらに受けることはできず。走り損。
・22分、相手のパスミスをかっさらった大迫がシュートもキーパー正面。
・26分、長谷部が中盤底で痛恨のボールロストもなんとかシュートまでいかせず。2回目。あの位置であのミスはきつい。
・喋ることがないのか5回目くらいの「オーストラリア繋いでくると全然怖くない」と言う木村和司マエストロ。
・「井手口はボランチでスプリント回数と距離が一番多い」というデータを披露する山本昌邦解説員
・34分、左サイドから切り込んでいった乾が流したボールを酒井がマルセイユシュートを放つも力なく枠外。
・34分、大迫のポストプレイからスルーパスに長友が走ってクロス、浅野がヘッドで合わせるもシュートは惜しくも枠外。
・37分、レッキーのシュートを吉田がブロックしてそれがポストに当たるピンチ。あっぶねえ。
・38分、乾が引きつけて外の大迫にパス、ドリブルで勝負でCKゲット。そのCKのこぼれ球を誰かがシュートもたぶん日本のハンドでディフレクト。
・39分、上がってきて珍しく使われた長友が切り返して右足クロス。オフサイドトラップをかけそこねてドフリーになった浅野が左足で落ち着いて押し込んで先制!!!
・42分、ロングボールの処理ミスを大迫が回収して上がってきた浅野がシュートもディフレクト。
・42分、クロスに合わせた大迫のボレーは惜しくも枠外。
・「早い時間帯にもう1点欲しい」と声のトーンは違えども内容は松木さんと同じことを言い出す木村和司マエストロ。
・前半終了。
・狙いどおりの前半だったのではないか。あえて地上戦を挑んでくるオーストラリアに前プレをかけてビビらせ、中盤で井手口、山口を放し飼いにしてたびたびボール奪取。両ウイングに裏を突かせ続けての先制点はしてやったりだったのではないか。
・ただ、両狂犬を放し飼いにしてるので長谷部が孤立しやすく狙われていて、そこは気をつけたいところ。ダブルボランチに戻してもいいのだが、そうなると井手口トップ下とかわけのわからないことになりそう。
・地上戦を挑んでいるオーストラリアだが、細かいテクニックがないので怖くはない。ただし、土壇場になれば当然放り込んでくるはずで、その時に出てくるケーヒルは当然注意したい。


・後半開始。メンバーチェンジは両チームなし。
・48分、吉田と川島のエクスチェンジミスで危うく失点になりかける。またかよ。
・つなぐサッカーをやってるんだが、オーストラリアGKライアンのキックが正直あんまりうまくない。
・49分、ボールを奪った井手口が中央に切れ込み、浅野にスルーパスも惜しくも届かず。
・52分、ボール奪取から上がった酒井がクロスも大迫までは届かずにCK。
・54分、裏抜けした浅野のマイナスクロスに乾が合わせるもディフレクトされてCK。そのCKにゴリラが飛び込んで枠外ゴリラ。
・56分、カウンターから大迫のポストプレイから抜け出した乾が独走するも最後のシュートはブロックされてCK。そのCKはショートコーナーでいいボールが入るも合わず。
・57分、ワンツーで左サイドを抜け出したレッキーだがクロスに誰も飛び込んでこずにゴール前通過。
・60分、トロイージに代えてユリッチ。動ける巨人。
・62分、PA横でマルシェ酒井が倒されてFK獲得。その跳ね返りを長友がシュートもキーパーキャッチ。
・63分、長友、乾、井手口の崩しで最後は乾が抜け出すも、最後はクロスまでいけず。
・64分、ロギッチがやけっぱちのミドルも当然枠外。
・69分、右サイドを抜けたレッキーだよ!がクロスだよ!酒井が跳ね返したよ!のCK。そこでロギッチに代わってケーヒル。でもCKヘボくて普通にクリア。
・70分、大迫がファウル気味に潰されておやっとなってるところで長友がクルーズに裏を取られ、そのクロスを酒井セイユがなんとか体を張ってクリアのところでファウル。今日は酒井がかなり守備でがんばってる。
・ケーヒルが入ってから、なんかの合図みたいに武闘派感を出してくるオーストラリア。
・73分、乾に代わって人間爆弾原口。ゴールはとれなかったが、守備とボール運びとかなりがんばった。
・76分、大迫のポストプレイから抜け出した原口がクロス、そこに井手口が合わせるも戻ったDFがゴール前でクリア。おしいいいいい!!!
・「この予選の中で一番成長ができる時間帯がきた」とさすがの人間力コメントを出す山本昌邦解説員。
・79分、相手スローインの判定に怒ったハリルホジッチ監督がピッチに乱入もカードは出されず。
・「こういう時こそ声を出す」と山本昌邦解説員、「こういう時は気持ちだ」と木村マエストロ。いいぞ、だいぶ気持ちメソッドになってきた。
・81分、カウンターの一人抜けから浅野が勝負を挑み、こぼれ球を大迫が叩くも枠外。
・82分、原口がボールを奪ったこぼれ球を抑えた井手口が一人で切り込み、PA外から見事なゴラッソ!!日本フライ級チャンピオン井手口ぃいいいいい!!!!!
・「この丸いボールは想いのある人に転がってくるんですよ」と論理性をすべてかなぐり捨てた山本昌邦解説員。
・85分、アーバインに代えてだれか。
・86分、大迫に代えて岡崎。
・87分、浅野に代えて久保。
・「浅野はほんとに素直な選手、部活出身ですから」とすべてのユース選手をこき下ろす山本昌邦解説員。
・90分、井手口の正確なロングパスから抜け出した久保が勝負を仕掛けるもシュートまではいけず。

・試合終了!!!!!!!


・6度目のW杯出場やったぜえええええええええええええ!!!!
・先制から危ない時間帯はあったものの追加点をしっかり決め、終わってみれば完勝だった。オーストラリアが繋いできてくれてさほど怖さがなかったのもよかった。
・予選全体を見渡してみても、苦戦はしたが、アジア杯後に急遽就任しながら若手を登用し、世代交代も進めながら出場を勝ち取ったハリルホジッチ監督は賞賛をされてしかるべきだろう。
・予選のMVPは吉田だろう。ほとんどの試合でスタメンを張り、アジア最強クラスのDFに成長した。長谷部不在の緊急時にもチームをなんとか保たせ続けた。たまのポカはまあしゃーない。笑
・これからW杯までの時間は長いようで短い。中盤の守備があまりうまくハマってない問題など守備の課題は多いので、これを詰めきれるかどうか。ただし、以前のW杯のようにアジア仕様戦術からのモデルチェンジが必要ないので、そこまで大幅な変化をしなくてもいいことは朗報。とにかく仕上げていかねばならぬ。
・まあそれはそれとして今日は6大会連続出場を祝おうではないか。イヤッホオオオオオオオオオオオオオ!!!