※累計2100万部突破おめでとうございます
※コミックス10巻、3月17日(金)発売予定
※実写映画2017年全国公開予定
※舞台「東京喰種」第2弾 今夏公開予定
※東京喰種LINEスタンプ絶賛配信中
※以下ネタばれ注意





◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


才子、今こそ真の力を…!!


(才子)行くでウリ公ッ!!

両手のひらを合わし、
赫子を千手観音のように形成する才子。
赫子を用いて瓜江の顔面をボコボコに殴り続けています。

(瓜江)あぶ  あぶ  あぶ  あぶす
どやっ

ンガッ!!!
才子に刃を向けおったな…

殴られていた瓜江でしたが、
才子に向けて赫子を振り落としました。

こンの…
とんとんちきがあ〜〜〜ッッ!!!!

ヌーッ!!!!!にぎにぎ…

才子に吹き飛ばされた瓜江は地面に倒れ込み、
その隙にシャオが瓜江の赫子目掛けて脚を振り落とすと、
瓜江の赫子は形状を保てず一時的に破壊されてしまいました。

(シャオ)才子さんっ

赫子キャンセル
才子監獄〈エリートニート〉!!!

そいやっさ!!!

これなら…
どや…
赫子ナシでこれはほどけんやろ
脳味噌お筋肉さんが!

生身の状態で才子の赫子に拘束された瓜江でしたが、
腕の力だけで才子の赫子を破いてしまいます。

ばうっ!!!!!
えーっ
……

驚異的な腕力の高さに、
才子は瓜江の日々の鍛錬のことを思い返しました。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


(才子)【また筋トレか  まぐ公】
(瓜江)【基礎鍛錬は捜査官の義務といって良い…】
【それに加え俺たちは
肉体の破壊がRc細胞の浸透率に関与する…まぐ公?…

【お前も家でグータラしてないで
少しはその……(※)身体を鍛えたらどうだ?※「……」ー「ぶよぶよの」
【……なんやその”間”は】
【ダンスイ(男子)って筋トレを絶対正義にしがちよね〜】



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


自我のない瓜江は、
みるみる赫子を全身に纏い、再び才子達の方へと向き直りました。

(才子)鍛えすぎるからそうなるんやチミはっ!
才子の絵みたいになっとるがな

目には目を
まぐ公にはまぐ公やッ

(シャオ)才子さん…才子さんの強み…
それは”自由”ー

シャオは、自由自在に形成される才子の赫子を見て、
才子との会話を思い返していました。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


(シャオ)【才子さん失礼しま…  ……】

【??】
(才子)【…おお  シャオたん  どした?】
【一緒に寝るか?】

才子の部屋を訪れたシャオは、
ベッドに寝転び雑誌を読みながら赫子を動かしている才子を目にしています。

【一体なにを…】
【ん  おおコレか】

【メカトロニカのサルマー軍の新兵器が”でらく(凄く)”クールでな
「トリニティカッター」っちゅうんやが
「モデリング」しよったワケ
【モデリング…ですか?】
【まあ、再現やな】

【なんつっても
任務中にぶちカマしたら格好エエじゃろ

【ま  そのあと瓜江にぶちカマされるが】

【ロボットアニメ……?】
【これがモデリング】

細かいところまで形成されている赫子を見て、
シャオは才子の才能に感心を抱いていました。

【赫子をひとつの形状に維持するのですら技術が要るのに…すごい…】
【ナチュラルに天才…そういう人好き…】

【トリニティカッターでお菓子食お】


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


(シャオ)ー瓜江さんは高水準のオールラウンダーだ…
しかし…

赫子の扱いなら…才子さんが格段に、上

腕状にした赫子を思いっきり振りかざし、
瓜江をビルごと攻撃する才子。
才子は躊躇なく瓜江に襲いかかります。

(才子)オ゛ラァァ

正気戻せ  瓜江久生!
班長やろがい!!

腕を伸ばし、ビクつく瓜江。
そこに、すかさずシャオが飛びかかり瓜江を追い詰めていきます。

シャオ  目覚めの一発くれてやりな!
痛くしますよ班長

一定のダメージを与え
Rc細胞の意識な治癒に向かえば…


ところが、瓜江の赫子がシャオの連撃の合間を縫い、
シャオの身体は吹き飛ばされてしまいます。

(瓜江)チクショウ全部オレに押し付けやがって…
佐々木クソ佐々木!!

八つ当たりーー
ーーすな!

瓜江の横暴に才子は怒り、
才子は赫子を用いて瓜江の正面へと立ち向かいました。

俺は強い俺は強い俺は強い俺は強い
オレをミロ

俺をみろ!!!!見れ!!!
……

拮抗する両者の赫子の力。
目を見開き力を込めた瓜江の赫子に、才子の赫子は吹き千切られ、
才子の身体は貫かれてしまいます。

はーっ
…っさいねん  ボケッ

空中へと投げ飛ばされた才子でしたが、
瓜江の頭を抱き寄せ、優しく笑いかけました。

見とるがな
ちゃんと見とる

才子は、ウリが好きよ
ア…  よ

その言葉とともに正気を取り戻す瓜江。
その隙にシャオが瓜江の背後に回り込み、赫包付近に抑制剤を注入しました。

…才子さんが身を挺して下さったおかげで、
「赫包」付近へ抑制剤を打ち込めました
……いんや
班長は自分の力で戻ってきた

強い人よウリは  強くなった

才子は倒れ込む瓜江を抱き抱え、瓜江をじっと見つめます。

ママンに似て抱えすぎんのがタマに傷やな
才子に刃向けた罰や  寝とけ

ま…男なんざあーだこーだ言っても
爆乳にうずめときゃええねん

仕事終わらせてヒゲ見に行くで  腕もげてたぞ
…はい


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


一方その頃、陰ではある組織が動き始めていました。

(V?)ー白スーツはカネキケンの一派か
旧多のガキあれで中々さといわ
その後カネキケンは?

(V?)ラボの方かと

「リゼ」に用事か?
極秘事項につきどの機関にも情報は流出していないはずです
功善の置き土産め
”喰種”風情が苦労をかけてくれる

平和の為に  死ぬべき連中をー

斬りに?



音なく動く不可思議な特殊捜査官…ー


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


ネタばれ終わります
閲覧ありがとうございました




◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


※以下感想





『俺やで!!!!!!』☜-( ∵   )



目でも主張してくる瓜江久生。
本当に女の子の抱擁に弱いみたい…フヒヒ。
あぁ爆乳…私には無理だ、ごめん、瓜江。


いや、”抱擁”自体に弱いのかな。
お父さんに抱きしめられてた描写もあったし、そういう愛情表現に飢えているのか…


それに、
タイトルに見覚えあると思ったら、
六月に助けられた時の、29話『栖求』と掛けてきてるのか。

『求』と『救』か〜面白いですね〜
これぞ、本当の『re 栖 救』で『レスキュー』だったりフフフ(笑)



それはさておき、瓜江〜…。
無事、助けられる形となりましたが、今後どうなるやら。

暴走したという事実が、
どれだけ瓜江に重くのしかかるのか怖いなァ
お願いだからこの先も頑張ってほしい、
今回の自分の責任を乗り越えてほしい〜〜ウウ

ここを乗り越えて、政と六月とシラズの件に向き合って欲しいから、退場は絶対許さん!!!(ゲス)
それに、瓜江久生が、散々苦しんでもっともっと強くなる様が見たいの…!

自分と向き合って、しがらみと向き合って、
もっともっともっと強くなって、

『強い人よウリは  強くなった』って、

私の口から言わせてくれよな、約束してくれ、頼む。は?


でも、自我を失ってるとはいえ、
今まで『自分の気持ちを言語化したくない』で生きてきた瓜江が、
2回もここまで晒け出して、暴れ狂っちゃうのは、やっぱり何とも言えない辛さがある。


チクショウ全部オレに押し付けやがって…
佐々木クソ佐々木!!

は完全に、
八つ当たり…すな〜!って感じなんですけど、
言いたい事はわかる…ッ(;;)って思います。

押し付けられ〜は実際そうだし、
まァもともと瓜江は琲世に敵対心抱いてたけど、
『瓜江にしか示さなかった琲世の態度』ってのが多々ありましたからね。

シラズを守れなかった時の件とかね、はい。
そこらへん才子とかと比べると、瓜江が抱いてる琲世への感情は一味違うんだろうなとは思います。
難しい話だ〜

ひとまず、瓜江に救われてほしい、頼むムムムム-ン!!!
この類の瓜江の話、いつもしてる気がする…



にしても、やっぱり、
カネキさんには琲世としての”おとしまえ”をつけてほしかったって、
Qs班、特に瓜江を見る度に少し思ってしまうな。
琲世として過ごしてきた日々に、確かに築かれていたモノがあったということが、
現時点のカネキさんの口からは何も語られてないからね。

それに、
未だにQsとカネキの接触もないし、
完全に別話というか、戦闘状況も全く別だから、
そろそろ何かしらのアクシデントが欲しいなと、個人的には思います…。


……欲しがりか私は???



それに、今回は才子が大活躍でしたね。
才子の赫子についても今回でかなり明示されましたが…。

こんなこと言っちゃうとあれなんですけど…^^;
瓜江は散々な努力を重ねてきた挙句にフレームアウト、今回の暴走までに至ってしまったわけだけど、


”才能持つ天才”の前に努力だけでは叶わないのかな…(;;)みたいな感あって、これまた若干辛い。


完全に瓜江が負けたわけではないですけどね!

自我がなく暴走してるってことは、
なりふり構わず力だけで押し切ってる状態で、才子に刃向かっていた、ということで、

いわゆる、今ある『無意識的な最大限の瓜江の力』と、
『統制された才子の力』が拮抗していた、ということになるかな、みたいな。

となると、ある意味では、
瓜江は才子に”力負け”してることになるのかな…
それくらい、才子の赫子がすごいってことなんだろうな。

いや、正常な状態だったら、
頭もキレる瓜江の方が総合的に格上でしょうけども!

フレーム解放で『力』を追い求めていた瓜江にとっては、
今回の才子との力比べは、残酷な結果だったかな〜とも思いました。




それでは今回はここまで〜
やば、瓜江のことしか書いてない。
今回は瓜江贔屓の血が騒いでしまった。

Vの連中はラボに向かうのかな?
旧多含め、Vにとっての『平和』ってなんだろう?って感じですね。

それでは閲覧ありがとうございました!