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※以下ネタばれ注意




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婚約の証をその指に。
纏うべき”純潔”を求めてー。

(依子)わあ〜〜
私じゃ胸空きそうだなぁ

ドレスサロン(?)で、自身のウエディングドレスを見ている依子。
一人楽しそうな依子に、何者かが話しかけます。

(?)小坂さん
あ…ーー


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(六月)ー先生…
(カネキ)六月くん…
ハイッ…!!本当に会えるなんて…私…

突如あんていくに姿を現した六月は、
カネキの顔を見るなり嬉しそうな表情を浮かべ、目には涙を溜めていました。

壇上であなたが処刑されるのをみました
あなたの首が落ちるのを

でも心のどこかで信じられませんでした
あなたが死んでしまったなんて…

…先生とこのお店に来たことを思い出しながら
立ち寄ってみたんです…
まさか本当にあなたがいるなんて…

六月はカネキの袖をギュッと握りしめ、カネキを見上げます。

先生  戻ってきてください
俺が出来ることならなんでもします…
まだ大丈夫ですから…

ところが、カネキは複雑でありながらも、決心したような表情で六月に応えます。

……六月くん…それは出来ない
(ト-カ)……!……
……


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一方、Qsシャトーでは、
六月宛てに届いた荷物を瓜江が六月の部屋に運んでいました。

(瓜江)(六月宛ての荷物か…  …プレゼント?)
(留守だろうが)入るぞ

部屋に入るや否や、瓜江の目に飛び込んできたのは、
依子の隣に写るトーカの顔にナイフを突き刺してある、おびただしいほどの数の写真でした。
(たぶん武臣に見せてもらったやつです、全て左側にナイフがあるので全部同じ写真のトーカの顔に刺してあると思われます)

……………………六月…?ー


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六月は一呼吸置いて、静かに口を開きます。

(六月)……  …”喰種”臭い
この店 ”喰種”の匂いでいっぱい
…本当に裏切ったんですね  有馬さんを殺して

…〔CCG〕はー
鈴屋さんは伊東さんは……  Qsは  わたしは

あなたにとってなんだったんですか?………………

六月は目を見開き、拳に力を込めると、
弱々しい口調でカネキに問いかけました。

(カネキ)僕は…あのとき君たちを…
「あのとき」って
今は”喰種”が大事ですか?

カネキの発言に間髪をいれずに問い詰め、
六月は不気味な笑みを浮かべ、カネキの顔にクインケを振り落としました。

…………………………
!!…六月く…
…先生はおかしくなってます

もどってきてください私が邪魔なものを取り除いてあげますから
!!むっつき…ーーーくんッ!!
はい先生!ああやだ  先生の声だ
ぐっ…  …!!

六月の突然の攻撃にカネキはたじろぎ、
Rc抑制剤の仕込まれたクインケに手出しが出来ない状態でした。

この匂い…!抑制剤か!!クインケに仕込むなんて…ぐっ…

これじゃ赫子が…
六月くん完全に…”とりに来てる”じゃないかッッ!!

どうすることもできないまま、カネキは店の外に放り出されてしまいます。

!!!
(ト-カ)カネキ!
助けてあげ

六月の異様な様子に敵意を現し始めるカネキ。
立ち上がろうとした瞬間、何者かが背後からカネキを襲います。

く…!
(安浦)立て  おばさんと同じ目に遭わせてやるから
……安浦特等の…Qsの二期生か…
カネキを襲う捜査官達に焦りを感じたトーカは、
カネキの下に駆け寄ろうとしますが、六月がそれを阻止します。

カネ…!
行儀の悪い…客だなッ!!!
は?

トーカは天井から応戦するものの、六月は軽々と躱していきます。

ぜんぶ避わす!?
どんな目してんだよ…!!
死ね泥棒〜
猫ネコネコネコネコ猫猫ォ猫猫猫ねこねこねこねこねこ猫猫猫猫ねにゃこ猫ねこねこね猫猫猫
お前お前お前お前!!!
ブス
!!ぐっ…るせェ!!

トーカを羽交い締めに首を絞める六月でしたが、
背後に回ったせいでトーカの赫子に貫かれ、吹き飛ばされてしまいます。

ぐ!!!!
ハァ…ハァ…ハァ…
……はあ〜〜ああ……
女キライだあ……

腹部から大量の血を流しフラフラと立ち上がる六月。
ところが、その表情はどこか楽しそうで、六月は何やらモノを取り出し、トーカにそれを見せつけました。

…霧嶋トーカさん……俺ねえ私ねえ
……
…本当はあなたに会いにきたんです

ご結婚するそうで  小坂依子さん


その表情、もっと見せてー!


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ネタばれ終わります
閲覧ありがとうございました




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※以下感想







あああああ〜〜〜六月透いいですねぇ!!!(五体投地)
カネキケンに対する態度、特大花丸満点!!!ヤッタ-!!!!!!
もっと、叩きつけてやれ…!って感じです。


私、いろいろと喰種の感想サイトを見てるんですけど、
どこもかしこも六月に対するバッシングがひどくて、ふええ〜()って感じで、
初期月山とかヤモリとかと、肩を並べるかちょっと異質なキャラなだけなのに、
どうしてこんなに嫌われてるのかよくわからんのです。
むしろ、私はもっとこれくらいのキャラ欲しいですよ。冴木空男を返せ(小声)



それにしてもカネキケン……
カネキさんは自分が『隻眼の王』なのに、
かつての部下だからって、まるで襲われないだろうと六月を敵視してなかったのが笑えますね。

六月くん完全に…”とりに来てる”じゃないかッッ!! 

って何を言っているんだ、喰種の王様は?
自分の立場わかってる?甘い甘い甘いぞ…

まァ、一番個人的に  ”キた”  シーンは

…〔CCG〕はー
鈴屋さんは伊東さんは……  Qsは  わたしは
あなたにとってなんだったんですか?………………

僕は…あのとき君たちを…
「あのとき」って
今は”喰種”が大事ですか?

なんですよね。本当にここの六月……はァ。
間髪いれずにカネキさんに畳み掛けてるのがいいし、
何よりカネキさんが『琲世を完全に押さえ込んでる』っぽいのが本当に良き。
それに加えて、吹っ切れたような六月も満点〜!

『あのとき』って言ってる時点で、既に過去で、
たぶんカネキさんの中では自己完結されてるし、
Qs、およびヒト側を他所に捨て置いてるんですよね。

僕は…あのとき君たちを…
の続きがわからないので、もしかしたら良い事言うつもりだった、みたいな弁解の余地はあるんでしょうけど、
私はカネキさんに対して負の感情を持ち合わせてるので、
『おいおい、カネキケンやっちまったなァ〜』って感じですね。


そういえば、カネキさんって、
QsやCCG、ヒトの意思尊重を脇に置いて、『”喰種”が大事、とりあえず旧多黙らせてやろうぜ』みたいな感じじゃないですか。
自分が成さなければならないことの過程で、全てを享受し、全てを見つめることは、難しいことで、ある点で捨てなければならないモノもあると思うんですよ。

ここで思い返されるのが、113話のアヤトで、

そいつら全部今の感情で動いて台無しにする気か!?
だとしたらテメエは  マジでハンパ野郎だぜ…

切り捨てていくのもお前の仕事だろーが!!
それが大事なもんであってもお前は選ばなきゃいけねんだよ!!

というセリフがあって、カネキさんの考えと照らし合わせてみると、
今のカネキさんって、ある点で『切り捨ててる』んですよね。CCGを、ヒトを、人間を。

当初、ここのアヤトのセリフを読んだ時、
『その通りだ!アヤピよく言った〜〜〜!!』
って思って、カネキが亜門さんを”切り捨てた”のは、本当に賢明な判断だったと思いました。
カネキさんは選ぶべきところで、いつも辛い道を選んできたけれど、ここでの”切り捨て”は亜門さんが生きる道に繋がったんですよね。
だから1点で、明るい未来を得られたんだと思います。

で、それが今回も当てはまるかと言われると
私は、違うと思うんですよね〜〜〜うんうん。

それが大事なもんであってもお前は選ばなきゃいけねんだよ!!

『”喰種”とヒトが理解し合える世界』をつくりたいのに、”ヒト”を切り捨てるようなことして、まともな未来を築けるかと問われれば、きっとそれは『『否』』なんですよ。

少なくとも、そういう世界を創りたいなら、
間違った世界を変えたいと願うなら、その根底となる双方の意志を尊重するべきなのでは…?
実際、カネキさんはそういう立場に立たされ、期待されてる人物なんですよ。

なのに、トーカちゃとイチャコラしたり、
アキラに受け入れられようとしていたり、
六月を前にして中途半端に動揺したり、
カネキケンが切り捨てるべきなのは、そういう”雑念”なんですよ。

『大事なもん』…今はそういう個々人に対する想いを少し片隅に置いて、
自分が亡き有馬貴将から受け継いだものを、見つめ直すべきなんじゃないかと、私は思っちゃうんですよね。

だから、私はカネキさんが苦手なんですよね、よくわかんない何がしたいの?ってのが大きいです。
こんなのが、トーカちゃとか滝澤とかに支えられてるのがよくわからないし、主人公補正か?って思っちゃいますね〜〜〜(笑)
どれだけカネキさん嫌いなの?って感じですが。

むっちゃんこ、もっともっとカネキさんをぶっ壊していってほしい。
唯一それができるのが六月しかいないし…!
これを機にカネキさんはもっと自分が抱えているものを考えるべきだと思うんです。

今回は六月でしたけど、才子だと反応は全く違うと思うし、
シラズの想いも、瓜江にどれだけの影響を与えたかわかってんの!?って思うのじゃ〜……
琲世を過去に、ヒトを後回しに、ってのがカネキさんの欠点だと思うんですよね。



ふぅ…とりあえずカネキさんの話はここまで(笑) 
むしゃくしゃしたから一応書いてみました、って感じだ。



それはそうと、安浦の晋三平…^^;
ここの繋がりは想像、深読みで補うしかないのが残念なところ。
やっぱり、田中丸安浦コンビから、どうやって喰種勢が逃げれたのかは、描くべきだったと思いますね。
重要なところすっ飛ばして描くから、読者混乱してるんだと思います。
ここは感情移入難しいし、完全にミスでは…って感じです。
法寺さんとかも描写雑かったので、そこらへんの痛手が響いてきてますね……



最後は六月の持ってる手。
うーん、これ誰のだろう…?食べられてるし…
トルソーの時の六月自身の手ってのも考えられるけど、時間経ちすぎだし色が違う。
依子の手って考えるのはミスリードのような気もするし…。

始めにショップで依子に声をかけたのは誰か、なんですけど、
六月か才子か、はたまた旧多かな…
依子が微笑むくらいの面識or認識があって、『小坂”さん”』呼び。
才子が”さん”付けで呼ぶか疑問だし、単純に六月ってのも疑問だし、
武臣の上司として声かけたTVにも出てる旧多の線もあると思いますけど、どうなんでしょう…。





はぁ〜それじゃあ今回はここまで。
なんかいっつも批判っぽい感想しか書いてないですけど、
私自身が内向的性格が強くて深読みしちゃうマンなんで……どうしてもカネキさんに辛辣になっちゃうんですよね。
お目汚しすみません。



ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
今日は久々に木曜日投稿できましたけど、これからはわかりません、すみません〜