※東京喰種:re11巻、6月19日(月)発売
12巻7月中旬発売予定と2ヵ月連続刊行
※実写映画7月29日(土)全国ロードショー
※映画公式フォトブック【movie】7月19日発売決定
※東京喰種Twitter画展6月19日〜25日開催
※以下ネタばれ注意
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ー24区最深部。残された、摩天楼の残骸。
(ｱﾔﾄ)…ここが…「24区」…
(喰種)アヤトさん！
人が住んでいた痕跡があります
その割にはしないな…人の気配
24区の最深部。
アヤト率いる喰種達はさらに奥へと突き進んでいきます。
…行くぞ
24区の隻眼野郎にご挨拶だ
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その頃、廃材置き場を離れ、1人で錦からもらった小包を広げ、じっとその中身を見つめていたトーカ。
顔を曇らせながらも、ハンバーガーに食らいつきます。
(ﾄ-ｶ)……〜〜……
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一方、CCGでは、
旧多が武臣を呼び出し話をしていました。
(武臣)ーお呼びでしょうか局長
(旧多)黒磐武臣くん…
君の活躍ぶりはこの局長の耳鼻にも届いていますよ
偉大なお父上のように
次代の〔CCG〕を担っていく捜査官だと期待もしております
今日はそんなキミにお尋ねしたい事がありましてね
は…
旧多は見据えるように武臣を見つめます。
…その前に、
一つ「おさらい」をしましょうか
「喰種対策法八十八条第一項」
”喰種を蔵匿・隠避した者これを重く罰する”……
ですね 簡単な問題です
ではそれを踏まえて
ついてきて頂きましょうか
……
旧多と武臣は第13取調室へと足を運びます。
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多数のモニターを前に、何やらUSBメモリをパソコンに挿し込もうとする甲。
それを月山が阻止します。
(月山)甲くん
許可がないとネットワークは使用できない
(甲)すみません…ピカキンが観たくて…
じゃ失礼します
互いに冷たい視線を交わす二人。
月山は突然に赫子で甲を襲います。
あんなもの観てどうする
…ウケますよ？
ではもっと面白いものをみせてあげよう
月山は容赦なく甲に攻撃を繰り出しますが、
甲は軽々とそれを交わしていきます。
月山は隙を計らい甲を追い詰めますが、その途端、甲は表情を変えました。
僕は王ほど甘くない
答えたまえ フ・ア ユウ？
僕も見せてあげますよー面白いの
！隻眼…！？いや…？？
片目から両目へと隻眼を繰り出し、攻守交替、月山は投げ飛ばされてしまいます。
フレーム”B”
！？両眼！？この赫子…ッ
カネキくんと同じ…！！
泳いでな
甲がチラリと月山から目線を外すと、
その瞬間に０番隊により囲まれてしまいます。
はいはいギブギブ
揃い踏みで裏切り者の０番隊
(平子)目的を答えろ でないと首を刎ねる
人殺しひーとーごーろーしー
(０番隊白髪)ハジメ
本当に通ったんだね…Qsの適性
「クインクス」じゃない
「オッガイ」だ 新型の半喰種…
Qsとはつくりが違う
渡すものがあるんだよ カネキケンに
会わせてよ？
”ハジメ”、そう呼ばれた甲は、
焦る表情も見せずに黒山羊に拘束されることになりました。
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(平子)地下に閉じ込めておいた
(ｶﾈｷ)…何者ですか？
顔についた血(?)のようなものを拭いながら、平子にハジメについて話を聞くカネキ。
ハジメは両手足を拘束されているようです。
葉月ハジメ ”喰種”被害孤児だ
アカデミージュニアで訓練も受けている
(０番隊ﾊﾟｯﾂﾝ)動体視力と反射神経は天性のものがあって
「特別強化生」として僕ら０番隊と合同訓練した事もある…
アカデミー生にありがちな典型的な「復讐者」だよ
……人一倍その気持ちが強いみたいだけど
…彼のほかに同行者は？
確認上では彼一人だ
彼が捜査官に襲われている場面に偶然白スーツが出くわした形だ
捜査官に追われる”喰種”を装って
「黒山羊」に接近したのか…
これも旧多の差し金か…？
その「渡したいモノ」って？
……これだ
手紙…？
平子はカネキに白い封筒を手渡します。
その手紙はカネキに六月から宛てられたものでした。
(六月)ー先生へ。
小坂依子さんが対策法違反者として囚われています
霧嶋董香さんのかつての同級生です
説明することが難しいので
本件の調書のコピーを同封します
それで状況を呑み込める筈です
…この手紙の内容の真偽も
なぜこんな手紙を出したか…理由は一つです
”もしあなたが動くなら俺も協力する”
この間は動転してしまいましたが
いまでも俺はあなたを尊敬しています
俺はあなたのために戦いたい
あなたの大切な人にとって大事な人は
きっとあなたにとっても大事な人だから
12日から17日までの午後21時
シャトーで待つようにします
この手紙をあなたに届ける自体思い罪です
その罪の重さが俺の覚悟のしるしです
……信じて。 六月透
カネキは一通り手紙を読み終えたのか、
その手紙をライターを焼き払ってしまいます。
……「罠」です
…葉月ハジメを外に出さないようにお願いします
……わかった
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(ﾄ-ｶ)【ーねえ】
【隻眼の梟は…店長の娘さんだったんだよね？…】
……
ハンバーガーを手に、カネキとの話を思い返すトーカ。
【彼女のお母さんはどうやってお腹の子供を守ったの？】
(ｶﾈｷ)【…彼女の母親は…】
【”こどもに必要なもの”を与えてあげたんだ】
【…僕は芳村さんにそう聞いた】
うめき声をあげながらも、
トーカはハンバーガーを口にすることをやめはしませんでした。
……通れ
お願い わたしのなかで 通れ…！
通れ…ー 死なないで
通れッ…
かつて咀嚼した、依子の手料理のようにー。
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ネタばれ終わります
閲覧ありがとうございました
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※以下感想
六月透の感情〜〜〜ッ！！！と思いながら読みました。
石田スイ、六月透の未来に対して慈悲がなさすぎない？
読者から嫌煙されそうな行動ばかり強調されすぎてて泣けてくるのです。
あなたの大切な人にとって大事な人は
きっとあなたにとっても大事な人だから
の意について、少し戸惑ったんですけど、
なんかもう六月に関して考えてると、いっぱいいっぱいになってしまうので、考えるのを放棄してしまいました……(ちゃんと書け)
あと、トーカちゃのハンバーガーの件なのですが…。
半喰種が交配によって生まれた例は、エトと庭の人間たちだと思うんですけど、
その場合は母胎が「ヒト」であって、
イトリさんの話と照らし合わせると、
母胎がヒト⇒胎児の喰種にナカから栄養を吸い取られるから母胎に危険が及ぶ→母胎自身が過剰な栄養を取ることでそれを阻止できるかも
母胎が喰種⇒母胎が喰種だとナカの胎児までも栄養分として吸収してしまう→解決策…ある？
トーカちゃがハンバーガー食べる行為に、若干の違和感というか、
頑張って喉に通ってもお腹の胎児にまで届くのかなという率直な疑問を抱きました。
うーん、カネキさんが半喰種(半人間？)だから、遺伝子〜とかは違ってくるんですかね。
今回は一週間遅れの更新となってしまったので、
感想もここまでにしたいと思います。
閲覧ありがとうございました！