※最新話ネタばれあり
※閲覧注意

※六月透についてだらだら書き綴ってます



六月透12月14日誕生日おめでとう。



駄目だ、わんわん泣いてしまった。
六月透の表情ひとつひとつが好きすぎる。
六月透が好きすぎる。

なんやかんや、
六月透を丁寧に扱おうとしている(と思いたい)石田スイ、
やっぱり東京喰種:re、その最期まで追いたいな。
私にとっては六月透の存在だけで価値がありすぎる。
霧嶋姉弟+カネキの関係性もずっと好きなんですけど、六月透やばいです、この物語はヒィ~



今までほとんど戦闘描写書いてこなかった石田スイが、

ここぞとばかりに
キャラ同士を闘わせてるの、描いてるのすごくないですか?
いや本当にすごいよ、すごい。


多くの読者が読みたかったであろう、
カネキ  VS  什造を差し置いて、

読者からヘイトを集めているだろう、
六月透  VS  トーカを描いてるの、ポイント高すぎる。
石田スイやばいな。ヤッベ--!!!


加えて六月透に至っては、
いかなる場面でも戦闘描写があるの本当にやばい。
四方さんの時もそうだったけど、クインケの書き込み具合丁寧すぎませんか。

トルソーの時も、
流島の時も、
タタラ滝澤の乱入時も、
店でトーカちゃと一戦交えた時も、
ちゃんと描かれてるんですよね、戦闘描写が。


それに、前回も言ったけれど、
過去描写とか、心理描写とか、表情とか、
六月透に関しては結構丁寧に書かれてると思いませんか?

初めの赫子が出せないって話から、
赫子が出せるようになるまでの過程だとか、
トルソーとの過去も絡めての過去描写だとか、
黒黒と渦巻いていた琲世への想いの描写だとか、

思い返せば読み返すほど、
たぶん六月透って石田スイにとって重要な人物として描きたかったんだろうなァと思います。
たぶんですよ、たぶん。本当にたぶん。

瓜江も結構丁寧めに描かれてきたと思うんですけど、
特に六月透と瓜江久生は中々に熱いですね。



それに、

だんなぁ……?と混乱しかけた後の、
グッとトーカちゃを睨みつけてる眼、
遠目でみたら涙浮かべてるみたい(実際には浮かべてない)で、
完全に私の涙腺がガバってしまいました。

六月透は、トーカちゃに対して
泥棒猫だとか、殺してやる!だとか負の感情しか持ってないのは周知の事実だと思うんですけど、

カネキケンと霧嶋董香が結婚、した時点で、
もう六月透に”勝ち目”はないんです。


結婚して子供がいるから当たり前だろって話ではなくて、
”カネキケン”という存在がトーカちゃのなかに確立されたことで、
カネキケンに佐々木琲世の像は完全に消失されたと思うんです。

そもそもとして、
既に「隻眼の喰種」として黒山羊に君臨していた事実や、
カネキさん自身が佐々木琲世を押さえ込んでいたのと、
CCG並びにクインクスにも「佐々木琲世」として認識されてなかったというのも、
読めば重々わかることなんですけれど、


六月透が今も昔も焦がれていているのは『佐々木琲世』で、
『カネキケン』ではなくて、
カネキケンのなかに確かにあった、『佐々木琲世だった人物』だと思うんですよね。


六月透にとって、
カネキケンは、カネキケンじゃなくて、佐々木琲世なんです。
だから、

…先生はおかしくなってます
戻ってきてください  邪魔なものを取り除いてあげますから

なんて発言をしてしまうし、

先生  戻ってきてください
『先生  迎えに来ましたよ』

って、
いつまでもいつまでも佐々木琲世を自分のもとに引き戻そうとしていると思うんですよね。



でも、佐々木琲世はもう存在し得なくて、
誇張して言うと、誰もが佐々木琲世を忘れ去ってしまっていて、

それでも佐々木琲世に焦がれる六月透は、
佐々木琲世を押さえ込んだカネキケンに『敗け』てて、

…私のこと忘れちゃったとしても…
帰ってきてくれれば  それでいい

って、
カネキケンを容認したトーカちゃにも『負け(劣る)』てるんです。


あの人が誰のものにもならないなら…
それでいい

ってね、そういうことなんですよ。
六月透にとってアレが”佐々木琲世”だということが、
佐々木琲世を消失させたくないことが、
何よりの六月透の願いだと思うんですよ。
(これは私の勝手な感情による意見です)


六月透はどう足掻いても、
佐々木琲世に再会することは願わない。
ただ唯一の希望だった、佐々木琲世の姿をしていたカネキケンにですら、
”佐々木琲世”を『否定』されたわけで。


確かに、カネキケンはもう佐々木琲世でなくて、
佐々木琲世からの脱却は本人が望んだものだったかもしれない。
ましてや、世界が必要としてるのは、佐々木琲世ではなく、本来のカネキケンなんですよね。


それでも、その佐々木琲世に救われた人物がいて、
佐々木琲世のいた世界線の記憶は確かにあって、
六月透ただ1人が佐々木琲世を求め続けてるんです。


俺は先生を信じてる
なにかきっと理由があるに違いないよ
だってあの人はあんなに俺たちに優しかったじゃないか

前々から言ってるように、
六月透とトーカちゃは少し似ていて、
双方『カネキケン(佐々木琲世)に1人にされた子』だと思っていて。(124話感想参照)


トーカちゃに関しては、
本文にも書かれてきたことだしわかりやすいと思うんですけど、

六月透も角度を変えれば、
誰にも容認されてこなかった自分を受け入れてくれ、
自分にとっての居場所を作ってくれた人が、
急に記憶を取り戻して、自分達の元から立ち去って、
挙句には対立する喰種の王として君臨してしまって、

『縋ろう』と、
唯一の救世主だった佐々木琲世に、
理由もなきままに置いてかれてしまった子だと思うんです。


Qsは  わたしは
あなたにとってなんだったんですか?……

行かないでください  お願いだから

愛してるんだ  佐々木上官を

が本心で、”それだけ”なんですよね。



依子と武臣の結婚式を見て、

私たちにもああいう幸せあったのかな?

って言った時のことと、
カネキとトーカちゃの事実が発覚したことを考えると、本当に心苦しいし、
六月透の『幸せ』って何なんだろうって泥沼に沈んでいきそうになる。


佐々木琲世に会いたい、
もう1度向き合ってほしいだけ、だろうに、
過去も今も何もかも、全部全部を”自分”を否定されて、
六月透の幸せはどこにあるんだーーーーッ!!!!(;;)
教えてよ教えてよ〜〜〜unravel!


天地がひっくり返ろうと、
喰種とヒトが手を取り合おうと、
六月透を救えるのは、六月透自身の中にある佐々木琲世だと思うんです。


このままQsと対峙、となると
瓜江が六月と一悶着ありそうな気がするんですけど、
瓜江の存在だけで六月透を救う…のは、
さすがに甘いと思うので、どうにか最後でいいから、
カネキさんと六月の立会が欲しいです…、本当に。


瓜江と六月の関係、好きなんですけどね…!
お互いがお互いを知らずのうちに支えられてきた仲ですから。



はァ〜六月透好きです、本当に好き。だいすし。
私も六月透に対しては気持ちで何かを凌駕できそう(?)
六月透に幸せになってほしいのです、幸あれ幸あれ〜…。



今回六月透の話しかしてないですけど、
亜門さんと什造が共闘していて、おぉ〜とは思いました。
相変わらずクライマックス風な展開には変わりありませんが…。


とりあえず今回はここまでにします。
書いてて自分でもよく分からなくなってたんですけど、
とりあえず六月透やばいよね、って話でした。


個人的六月透イメージソング

『対象a』/anNina
なんですけど、良かったら聴いてみてください。
ひぐらしのなく頃に解のEDで、
精神分析家ラカンの唱えた『対象a』の概念と照らし合わせても、
歌詞と噛み合わせてみても、雰囲気も全部、
とりあえず六月透すぎるので、是非聴いてみてほしいです。



閲覧ありがとうございました!



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そういえば、
アニメ東京喰種:reのQsの声優さん発表されたそうで。
六月透の声、実に”女よりの中性声”なのが良かったです。
”女”の声になる時が楽しみでしかない……。


それに、
PV繰り返しみましたが、
どこまでやるのか気になるところですね。
カナエ出てるってことはオークション月山家掃討までいって黒カネキ覚醒〜てな感じですかね…。
1期12話ヤモリ戦と似た感じかな〜!?

:reに至っては、どこできっても中途半端だろうし、
どうまとめきるのか、楽しみと不安も少しありますね…。