葉とホロホロvol.1
麻倉葉にとってS.F.予選、
正式なシャーマン同士の闘いの場で初めて対峙したホロホロ。
今回は葉の勝利ということになりますが、
”ホロホロ”という男 vol.1
皆さんは
”ホロホロ”という少年を知っていますか?
まぁ散々前述してますが、、、
そうですね、
シャーマンキングに出てくるアイヌのシャーマン、
夢はでっかいフキ畑を作ること、本名碓氷ホロケウ、14歳です。
え、14歳?若、、、
実はこの少年、
シャーマンキングという物語において
はちゃめちゃ重重重な過去とその過去に誓った夢を持ちながらも、
最終回までにそのほとんどが明かされず、
完全版以降で怒涛の展開を見せ、読者にとんでもなく深い傷跡を付けた”男”でもあります。
私はその付けられた1人ですね。はい。
シャーマンキングでいえば、
葉とアンナ、蓮とメイデン、
ファウストとエリザ、ハンスと輝子、、、
が主流の男女CPだと思うんですが、
個人的
ホロホロとコロロもといダム子の関係性が1番、
純愛でそれであって重い2人だと思っております。
ここからは普通にネタバレですが、
・ずっと一緒にいた持霊が、実は精霊となった自分が好きな女の子だった
・好きな子を殺した自分の名を捨て、その好きな子につけてもらったあだ名を名乗り続けていた
・好きな子からもらった服を戦闘用服として着続けていた
・好きな子のためにも絶対夢を諦めない、なんなら将来的に叶えた
・大人になってまでも引きずっている挙句に、敵の精神攻撃による幻覚として現れたその好きな子に対して「いい匂いがする」などの発言をした(キツ)
等々、
お腹がいっぱいになる要素がたくさんあるんですね。ハァ
葉も蓮も、
自身の子供に阿弥陀丸と馬孫を預けてしまっている中で、
大人になってもずっと添い遂げるそんな2人が本当に唯一無二で好きですね、、、。
まぁ、ホロに子供がいないからと言われればそれまでですが。
最終的にホロはダム子のことを
『オレの…一番の親友だぜ!』と言い切っていて、
両思いだった故にもう永遠に成就できないなかで、
シャーマンと持霊の関係性の域を超えた2人がむず痒く
それでいて切なくて本当に本当に好きです。泣
越えていこう、君と────
風呂と星空、そして「夢」
よくも私達の夢を邪魔してくれたわね!
私 絶対あなたを許さないんだから!!
第1廻アニメ感想時にも書きましたが、
ED『#ボクノユビサキ』中、
『『勝ったものが正義なら 負けた夢はどこにいくのか』』
でピリカにここの歌詞を合わせてくるこの意味。
ピリカにとって
一族の全てを課せられた兄ホロホロの夢は、
自分の夢同様であったのに対して(ダム子の件もあり)、
その夢への一歩を”敗北”という形で崩されたわけでなので、
その元凶の葉に強くあたってしまうわけですが。
葉はこのピリカの言葉に感化されて、
自分の夢、仲間の夢についてずっと考え続けさせられることになります。
アンサーのまん太の言葉も、
最終的には核心をついた言葉になっていて。
1000年夢を追い続けて叶えたハオがシャーマンキング、
まん太の言う「王様」になったことによって、
言ってしまえば「シャーマンキングになる」という、
ハオ以外のほとんど皆の夢は”負けた夢”になってしまったなかで、
それでも将来的に各々が別の”夢”に向かって頑張っていくことになるので、
シャーマンキングになったハオに少しあてはまっているんですよね。
『『砕け散った祈りだって
よく見りゃ散り際 道しるべ置いてく』』なんですね。
シャーマンキングという物語において
『夢』
という言葉には人物それぞれに想いが宿ってるので、
アニメでどれだけ表現されていくのか楽しみでもあります。
あとは正直、
川上さんボイスのピリカが恋しいですね……。
兄、ホロホロ(cv.うえだゆうじ)の声あってこその
妹、ピリカ(cv.川上とも子)の声で、
ちょっと声にクセのある兄妹って感じが大好きだったので、
もう聞けないんだなあと改めて痛感しました。悔しい。
そしてこの、碓氷ピリカ。
ホロホロに対し、
”兄を慕う妹”を越えた並々ならぬ感情の持ち主でもあります。
ダム→→♡←←←←ホロ←←←←←←←←←ピリカ
くらいの勢いでピリカは重い女なのです(個人談)。
ホロホロ関連は
それこそホロホロ自身の過去、ダム子の件しかり、
完全版までに隠されていたことが多すぎて、
その分前述の通り『マンタリテ』『0』『レッドクリムゾン』できちんと回収されていくんですが、
1つ爆弾がありまして、
完全版初版付録『ラストワーズ』の方に
”ピリカの!したためた、お兄ちゃんへの想い……”
が封印されてるんですよね。
ラストワーズ自体はマンタリテで全文読めるのですが、
この初版付録の方では『股旅日和』というのがありまして、
武井宏之先生が実際に撮った写真に人物書き込んだイラストと、
その書かれた人物をイメージした詩みたいなのが一緒に書かれたものなんですけれども。
全15冊、所謂15人がピックアップされてる中で、
なんとピリカがその1人に選ばれており、
兄ホロに対して激重々ポエムを繰り広げているのです。
今や超入手困難になってしまったラストワーズ。
どうしても見て欲しいので掲載しましたが。
やばくないですか????えーん語彙力、、、
何も言うことができないくらい重くないですか?
ピリカさん、何者なんだ、、、
あともう1つに、
’01年アニメではシャーマンファイト本戦で
アニメオリジナルキャラ(cv.立木文彦!?)とホロホロがぶつかる回がありまして。
第48廻『ドラゴンの伝道師』というお話です。
この回のホロ本当にかっこいいんですよね〜
たぶん作画もピカイチで良くて好きな回です。
トレーニング中に相手に目をつけられた
ホロホロとピリカは自分達の夢を散々馬鹿にされ続けた挙句、
その相手との試合中に、気を抜いたホロが相手のオーバーソウルにがぶりと食べられちゃうシーンがあって、
「ホロホローーーッ!!!」「お兄ちゃん!!!」
ってなる場面があるんですね。
そのオーバーソウル内で相手の精神攻撃によって、
ホロが、改めて自分の夢について頭を悩ませるんですが、
その時に持っていたピリカからもらったイクパスイを見て、
「ピリカ……ッ!!!」みたいな感じで覚醒して脱出し、結果的に勝ちました〜相手とも仲直り〜な話なん
で、す、が。
その時に出てくるホロホロ脳内のピリカが
半裸で、涙ぐんだ、憂いた、表情なんですよ。
…まじです。
ここは幼ながらに
「ハ!?こやつら……!?!?!?」と思った記憶があります。
未だにあの場面どういう意図なのか不明なのですが、
この回に限らず、’01年アニメのピリカは異様なまでにホロにべったりなんですよね。
・テントの中で寝る時に体を密着させて寝る
・ホロに腕を絡ませながら人の話を聞く
・チョコラブのギャグでホロを叩きながら爆笑する
等々、
’01年アニメでははっちゃけかわいいピリカさんが見れますが、
アニメスタッフはこの”兄妹間”を意識して作っていたのか、
はたまた原作には描かれなかったなんらかの力が働いていたのか、、、?
原作ではどっちかというと、
ピリカはダム子生存時のホロの時からしっかりした性格に描かれてるんですが、
そんなのがぶっ飛んでしまうくらい股旅日和がすごいので、
これからもピリカさんの兄への感情を見届けていきたいという気持ちでいっぱいですヒ-ヒッヒ
アニメの感想というより
完全にホロホロ関連の個人的嗜好話になってしまった。
碓氷くん、本当に好きなんだ、、、。
ダム子出たらまじで感情が決壊してしまうな。
ホロダム+ピリカ
全力で体感していきたいですね。よしゃぁ〜〜〜!
次回『そんな勇気』
次回ファウスト戦ですね〜!
麻倉葉、第一の山場。
’01年アニメではまんたの開きが
光での表現で緩和されていたので、今回はどうかというところですが。
グロ規制黒塗り、円盤で無修正か、
ちょっと表現変えてくるかなという感じでしょうか。
今の作画の感じだとそこまではっきり開く感じにはしないかなとも思ったり、夕方アニメですし。
まぁ、ファウストの顔に血は飛んでましたが、、、。
というか、
これは個人的な価値観で申し訳ないんですが、
グッズ展開を見てるにファウストって結構人気あったんだ!?としみじみ(失礼)。
なんだろう、声優さん効果とかですかね?
わからないけれども。
初期ファウストは狂気じみてて恐いし、
後半は後半で不憫すぎるというか最終的な扱いが少し雑いので、
そんなに人気があるとは思ってなかった人物です。
OPでは
もう既に車椅子乗ってますけど今後楽しみですねオホホホ
ファウスト終わったらついに出雲か〜
たまおちゃん、、、ポンチコンチ
楽しみです。
それでは今回はここまで。
この先、ホロホロの重要回が出る度に
私の感情が顕になっていくので書きなぐるぞ。
いやでも
本当にこの先ずっと新しいホロホロが見れるの嬉しいですね。
本当に、本当に、アニメシャーマンキングさんありがとうございます、だ。