おかえりモネ 8月30日(月)~9月3日(金)
第16週 若き者たち
東京に突然現れた亮(永瀬 廉)は、新次(浅野忠信)のことを、百音(清原果耶)に相談しようとしていた。未知(蒔田彩珠)は亮がいざというとき、頼るのが百音であることにいらだち、百音に強くあたる。百音は長距離バスで気仙沼に帰ろうとする亮を引き留め、汐見湯へ連れ戻す。そこへ、明日美(恒松祐里)から連絡を受けた三生(前田航基)や悠人(髙田彪我)も仙台からかけつけて、久しぶりに幼なじみ6人が集結する。
ここまでに描かれてきた物語の、ある意味山場で。
息が詰まるような展開の、16週でした。
父親がアルコール依存症で、たぶん彼を支えるために親以上に親の役割を子どもの頃からずっと負ってきた亮が、「ぜんぶやめてもいいかな」と電話で言えてよかった。
最初の一歩は言えること。
そう思っても、口に出してもいいと、自分を認めて許すこと。
それから実際に再会して、「百音にしかそんなこと言えない」、「わかってんでしょ」という台詞。
ずるいなぁ。
全部を言わず、ほのめかす。相手に解釈を任せ、都合よく扱える、日本語の得意技。
本当に、なんてリアルな脚本なんだろう。
百音がその言葉を一度は受け止めて、でも「あなたは本当に、それでいいのか」と問いただすシーンは、すべてのひとに見てほしいぐらい素晴らしかった。
立ち聞きした妹の「お姉ちゃんはただしいけど冷たい」は、そちらから見たらそうなのねぇ。
でも、そんなことないと思うよ。
家族だから、兄妹姉妹だからという、甘えと嫉妬。
まぁ、まだ若いからね。
そんな時もあるだろう。
そしてこの、菅波先生とのシーンが際立っていいんです。夕陽のライティング含めて。
普通のドラマなら、ここで「好き」と言わせただろう。
それをあえて使わず、「あなたをわかりたいと思っている」という台詞。
憎いなぁ。
でも、好きの中身を分けたら、そうかもしれない。
それを大事にしたいのが、菅波先生という気がする。
たとえば「一緒にはしゃげる」「楽しめる」ことを大事にするタイプのひとがいる。
「落ち着く」
「癒される」
好きの中身は、ひとによっていろいろ。
「好きだ」、「付き合いたい」と言ってくれないとつまらない、満足できないひとはいるだろう。
そんな人達にとって、彼らの歩みはゆっくりで、もどかしいかもしれない。
どちらかというと、そちら側が主役になるドラマばかり描かれてきたから。
「おかえりモネ」は、そう単純でわかりやすくしない。
あんなにも空白の間(ま)を使って。
台詞以外の表現で、感情をあらわすことができるんだと、とても感動した。
お話を聴くお仕事をしていて、時間の制限があることも理由だけど、この沈黙が待てないひとがほとんどだと思う。私を含めて。
でも、喋らない時間に、相手は考えている。
思いを巡らせているので、それは必要な空白なのよ。
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環境の変化に伴い、こころも身体も落ち着かない時期ですね。
のんびりお散歩プランもよさそうです。イベント日程のリクエストも歓迎ですよ!
(ホントはランチとかお茶、行きたいんですけどね)
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