こんにちは。
気が付いたら、人生の半分以上オーストラリアに住んでる事になっていた、シングルマザー歴23年、リメディアルセラピスト、桔梗のブログの部屋へようこそ。
ご訪問ありがとうございます。
私のオーストラリアの人生経験、国際結婚、DV、国際離婚、裁判、鬱、カウンセリング……人生最大の激動の頃についてはコチラからどうぞ
『DV家族の肖像』これまでのお話はコチラへ
南十字座が、綺麗に見える季節
私は小学校五年生から始めて、中学校、高校とバレーボールをやっていたけれど、それ以前は男の子と野球⚾️をするのが大好きだった。
当時、今のように女の子も野球クラブに入れたら絶対入っていたと思う。
見るのも大好き。
プロ野球も好きだけれど、高校野球はこれまた違う感動があっていい😍
2018年の夏の甲子園は、春夏優勝した大阪桐蔭ではなく、準優勝だった金足農業が話題をさらった年だった。
その年のドラフトでは、優勝校の大阪桐蔭から4選手がドラフト指名されてプロの門を叩いた。
根尾昂選手は中日、藤原恭大選手はロッテ、横川凱投手が巨人、そして柿木蓮投手が日本ハムファイターズに入団している。
準優勝の金足農業の吉田輝星投手は、日本ハムファイターズに一位指名で入団したのだけれど、昨年2023年オフシーズンにオリックスにトレードになった。
2018年組の出世一番頭は、聖心ウルスラ学園からジャイアンツに入団した戸郷翔征投手だろう。彼は昨年のWBCにも選出され、文句なしの活躍をしている。
さて、この2018年のドラフトで私が気になったのが日本ハムファイターズだ。
理由はドラフト7位までの指名選手のうち、なんと吉田投手を含む5人が高校生だったからだ。
一位指名の吉田輝星投手(金足農業高校)、二位の野村佑希選手(花咲徳栄高校)、三位が万波中正選手(横浜高校)、五位が柿木連投手(大阪桐蔭高校)、そして六位が田宮裕涼捕手(成田高校)。このうち田宮捕手を除く4人が甲子園に出場している。
このファイターズのドラフト指名選手一覧を見てこう思った。
(4人甲子園組やわ!これ、あえて高校生同士で切磋琢磨させようとしてんのかな?上手くいったら、ファイターズ数年後にめっちゃ強くなるん違う?)
どうやら私の予想は当たったみたいだ。
一昨年、昨年と最下位だったファイターズは、今年2024年の5月現在ソフトバンクに次ぐ二位でノリに乗っている。
実際この2018年ドラフト組5人のうち、3人が一軍で活躍している。
二位の野村選手、三位の万波選手、そして六位の田宮捕手。
特に田宮捕手は昨年のシーズン終盤に打撃で頭角を現し、今年は開幕から一軍に定着してマスクを被っている今年のファイターズの注目選手だ。
野村選手は開幕から全く調子が上がらず、一度二軍に落ちているが、二軍で打ちまくって一軍に再昇格を果たすと直ぐに結果を残し始めた。
昨年ホームラン王のタイトルにもう一歩だった万波選手は、今年まだ本調子に乗れていないが、この2018年組が側にいる限り大丈夫だろう。
彼らは、切磋琢磨して互いを高めている典型的な例だと思う。
オリックスにトレード移籍した吉田投手は、開幕一軍で迎えた。開幕直後は調子が良かったものの、残念ながら5月に入ってから調子を落としている。
ファイターズの仲間が活躍しているのを見て、「落ち込んでる場合じゃない」と奮起してくれるのを期待したい。
せっさたくま【切磋琢磨】
互いに励ましあって鍛錬や修行をすること。仲間が、互いに協力したり競ったりして、技量を高め合うこと。骨・象牙・玉・石は加工することによって、美しい宝石になるという意味。もとは天性の素質のある者が修養を積み、立派な君子になるという意味であった。
注記
「切」は骨の、「磋」は象牙の、「琢」は玉の、「磨」は石の、それぞれ加工法。「切せっするが如ごとく、磋さするが如く、琢たくするが如く、磨まするが如し」と読み下す。
引用:
新庄監督になってからの采配を見ていると、飴と鞭を上手に使って選手たちの向上心を引き出して切磋琢磨させるのにめちゃめちゃ長けている。
監督一年目は支配下選手全員を一軍の試合に出場させて、一軍の華やかさを皆に経験させている。
一軍と二軍は天と地の差がある。
一度この華やかな一軍を経験したら常に帯同し続けたいと思うはずだ。
プロ野球選手である以上、一軍で活躍するのが仕事。そうでなければ、数年後には契約打ち切りが待っている厳しい世界だ。
チームメイトだけではなく、兄弟同士でも勿論切磋琢磨はある。
プロのスポーツ世界では、オリンピックに兄弟姉妹で出場する選手も多い。
このように互いを高め合うのが切磋琢磨なのだけれど、中には上がって来る後輩をモグラ叩きのように叩き潰して自分の位置を確保しようとする先輩や同期がいるのも事実。
強い学校やチームであっても、こんなメンバーが多くなると次第に勝てなくなる。
なぜなら、叩き潰したり批判したりするのは切磋琢磨ではないからだ。
「アホ」「バカ」「ダメな奴やな」「こんなんも出来んのか!」
みたいな下げ言葉ばかり連発している監督やコーチもいるだろう。
スポーツの世界だけじゃない。
同じ様な言葉を、自分の子供たちに投げつけている親もいる。
心当たりはないだろうか?
「これは叱咤激励ですから!」
なんて言うかも知れないが、上記の言葉だけを取ってみれば『叱咤』だけで『激励』は含まれていない。
こんな言葉ばかりを投げつけられたら、選手や子供たちの士気はだだ下がりだ。
教師や親が叱咤激励と叱責をはき違えて、罵詈雑言浴びせたりするのは教育に良いはずがない。
けれど一番マズイのが、子供たちがそれを『叱咤激励』だと思い込んで育つことだ。
常に上から目線で、他人に責任をなすりつける発言しかしないダメ大人になってしまう。
これでは切磋琢磨どころか、兄弟や仲間内で程度の低いひがみを招くだろう。
あげ句の果てには『自分を高めるために相手を貶す』という行為で自尊心を保つようになってしまう。(身近におるもん😅)
これが、近年SNSで誹謗中傷が横行する理由なのかも知れないと思う。
今の世で自分の人生に満足していない人々は、SNSなどで暴言を吐いて相手を叩くことでストレスを発散しているのかも知れない。
それが酷くなると、「相手は誰でもいいから殺したいと思った」などという殺人に発展したりする恐ろしい世の中になっている。
(怖っ😱)
切磋琢磨で、はつらつとプレーして結果を出して行く選手達に励まされる私みたいなファンもいれば、そんな選手達が犯したミスを鬼の首を取ったようにSNSで突く人も多い事実。
叱咤してその後にちゃんと激励するなら良いけど、叱咤激励とただの叱責を取り違えている人たちもいる。
そういえば阪神タイガースの選手達は皆、ファンの過激さを語る。
「負けた日は外歩けません😓」
「勝ったら、何処にもいかんでくれや!と懇願されるんです😅」
選手達の説明を聞いていると何となく分かる。
阪神タイガースのファンは、『叱咤激励』が上手いのだと。
開幕出だしでつまづいた阪神タイガースだけれど、さすが昨年の日本一のチームは5月14日現在トップに位置している。
しった-げきれい【叱咤激励】
大声で励まして、奮い立たせること。▽「叱咤」は大声で励ますこと。また、大声でしかること。「激励」は励まし、元気づけること。
引用:
夏の甲子園の地方予選も始まった。
プロ野球のペナントレースはもうすぐ交流戦に入る。(交流戦:パ・リーグとセ・リーグのチームの交流試合。ペナントレース中に一度だけ行われる)
ファイターズの18年組には、切磋琢磨でトップのホークスを射落とす活躍をして欲しいものだ。
選手達がミスをしても、くれぐれも『叱咤激励』と『叱責』をはき違えて、『罵詈雑言』を浴びせることが無い応援をして欲しい。
親御さん達も普段の生活で、自分の子供たちを『叱責』だけして『激励』を忘れていないだろうか?
本を出版しました😀
Amazonで注文できます。
不幸があるから幸せが余計に感じられる。今でもシングルの私が、幸せを手に入れるまでの軌跡を綴ってます。
こちらからどうぞ
記事を気に入って頂けたら、ポチっとして下さると嬉しいです