私は、母を乳ガンで亡くしました。

隠していて、手術も出来ないほど、
筋肉に癒着していました。
右乳首はすっ飛んていました。

父は、昨年大腸ガンで直腸を30cm切除、
今は人工肛門です。

食で、がん治療を変えることができたら
少なくとも、再発予防の助けになったら?

論文をまとめ、臨床研究に入ろうとされている
多摩南部地域病院・外科 古川健司先生からのシェアですキラリ


「日本では論文が全くないため、

がん治療のおけるケトジェニックダイエットの海外論文を紹介していこと思います。

栄養に関しては、アメリカの方が進んでいます。


第1弾 がん予防の初のエビデンスです。
「乳癌の再発リスクは炭水化物摂取量とIGF1受容体の細胞発現に関連する」
Risk of Breast Cancer Recurrence Associated with Carbohydrate Intake and

Tissue Expression of IGF1 Receptor.

(IGF1受容体陽性の乳癌の再発リスクは炭水化物摂取量に相関する)

Cancer Epidemiol Biomakers Prev;23(7) July 2014...

【要旨】
背景:
インスリン様成長因子(IGF1)受容体は乳癌治療の潜在的な標的であり、

食事摂取量により影響を受けるかもしれない。

方法:
265名の閉経後の乳癌生存者のネストされた症例対象研究で、

原発乳癌細胞はIGF1受容体の状態を決めるため染められた。

研究のベースラインから1年の炭水化物の摂取の変化は、

24時間の食事に記憶から推定された。

乳癌再発症例(91例)は、病気の2つのコントロール群(174名)と比較され、

研究の特性と計測は炭水化物の変化に合わせた。

加重条件付きロジスティック回帰モデルは、

IGF1受容体の状態と食事の変化に再発リスクに合っている。


結果:
がんの半数はIGF1受容体が陽性であった。

再発リスクの上昇は、IGF1受容体陽性(HR 2.0;95% 信頼区間(CI),1.3-5.0)、

それぞれの炭水化物の適正量/過剰摂取(HR 1.7;95% 信頼区間(CI),1.2-2.5)と

関連していた。

これらは、2つの変数の相互作用のボーダーラインであった。

特に、炭水化物摂取量は、受容体陰性の女性では、

再発リスクの重要な影響ではない。

受容体陽性の女性の中では、

5倍以上再発のリスクを増やした。(HR 5.5;95% 信頼区間(CI),1.8-16.3)


結論:
がん細胞がIGF1受容体陽性をもつ女性では、

診断後炭水化物の摂取を減らすことは、

乳癌再発のリスクを減らす可能性がある。

また、これらの結果は、大規模な集団での再検が必要である。

インパクト:
これらは、初回のがん細胞の分子細胞学的特性に基づいて、

乳癌生存者への食事勧告の個別化を可能にしたことを示唆する最初の研究である。

【原文】
Cancer Epidemiol Biomakers Prev;23(7) July 2014
Risk of Breast Cancer Recurrence Associated with Carbohydrate Intake and Tissue Expression of IGF1 Receptor.
Jenniger A.Emond,John P.Pierce,Loki Nataraja,Laarni R.Gapuz,John Nguyen,Barbara A.Parker,Nissi M.Varki, and Ruth E.patterson.
(日本語訳が不十分な点は、ご了承ください)


いずれにしても、乳癌患者の方は、

術後再発予防に糖質制限は有効なのではないのでしょうか」。