人類の歴史のうち農耕が始まる前の約250万年間は、
食生活の中心は狩猟や採集でした。
農耕が始まったのは、約1万年前。
それ以前、米や小麦などの穀物は手に入らなかったので、
誰もがローカーボを実践していたといえます。
人体の生理・栄養・代謝システムにおいては、
ローカーボこそが本来の食事であり、
穀物に60%も依存するような食事を摂るようになったのは、
ごく最近。
子どもたちとて、同じです。
今後、離乳食や子どもたちの食事法も、
変わっていくでしょう。
滋賀のおかだ小児科医院、岡田清春先生のコメントをシェア
「離乳食開始後、下痢が止まらない、
便秘になった、体重増加不良、離乳食を食べないという乳児に
肉食(さすがに卵とチーズは試してませんが)試み、
いい結果を得ています。
まず離乳食の内容を聞くと当然のごとく、
重湯、おかゆ、野菜、ささみ、白身魚と脂質が
殆どありません。
母乳のカロリーの半分が脂質であると説明し、
この脂質は動物性脂肪と成分比は変わらないこと、
このような脂質に富んだ母乳を飲んでいたおかげで、
赤ちゃんの体と脳が作られていることを説明し、
同意を得られた人に以下の様な
離乳食を試してもらっています。
鳥のもも肉、豚バラ肉などを脂身ごと、
焼いて味を付けずにフードプロセッサでペースト状にして、
食べさせる。
火を通した野菜も混ぜてもいいと指導しました。
まだ、始めて間もないですが、
それでも以下の様な結果が出ています。
下痢のが続いていた子は2日ほどで
普通便になりました。
離乳食を食べなかった子はバクバク食べるようになり、
今まで嫌がっていたおかゆも一緒に食べるようになった。
体重増加不良の子は少しずつ体重増加しています。
赤ちゃんて結構肉食のようですね。
肉食赤ちゃん いいですね。
こんな話を韓国から里帰りしている赤ちゃんの母に話したら
「韓国では離乳食に牛肉を与えている」とのことでした。」
※注意事項もあります。基礎として押さえておきましょう。