タンパク質量記載を懇願したのには、
精神的な悩みのことも考えてということもあります。
セミナーでお話させていただいたように
http://ameblo.jp/reimi-aso/day-20151116.html
セロトニンなどの神経伝達物質の
心のバランスを整えるホルモンは
タンパク質からつくられます。
ロカボ(ローカーボ)な食生活で、
軽減されるかたもいらっしゃいます。
機能性医学では、睡眠導入剤や抗うつ剤に頼る前に
食生活を正すことからはじめます。
ダイエット指導の過程で、
よく寝れるようになった
精神的悩みが解消されていた
というクライアント様も
いらっしゃいます。
「社会に出ると、コミュニケーション能力がモノを言う。
大人だけではない。
子どもの社会でも、今やコミュニケーション能力が
ヒエラルキーの序列を左右するという見解もある。
空気が読めない発言をしたり、突拍子もない行動をしたりすると、
ときに「アスペかよ」と辛辣な言葉が浴びせられる。
『隠れアスペルガーという才能(ベスト新書)』
吉濱ツトム/ベストセラーズ)によると、
「コミュニケーション能力が乏しい」「情緒不安定」
「劣等感が強い」「天然」…このような特徴を持つ
アスペルガーの人たちは総じて“生きづらさ”を抱えている。
本書によればアスペルガーを含む多くの発達障害は、
「先天的な脳の器質障害」であり、生育歴は一切関係ない。
ところで、アスペルガー症候群は、精神科を受診すると
「アスペルガー症候群である」と診断が下される。
しかし、症状が比較的弱いために、アスペルガーの診断が下されず、
周囲からも「ちょっと変わった人」としか見なされない人たちがいる。
その人たちを、本書は「隠れアスペルガー」と呼んでいる。
人数にすると、日本では真性アスペルガー
(本書では「隠れ」に対してそう呼ぶ)が
90~100人に1人いるのに対し、
隠れアスペルガーは40~50人に1人。
発達障害カウンセラーとしてアスペルガーを
診てきた著者の体感では20人に1人はいるのでは、と推測している。
著者の見立てが実態に近いとすれば、じつに5%の日本人が、
隠れアスペルガーとして「生きづらさ」を感じている。
しかし、症状が弱いために、精神科にかかることができず、
人に相談しても「気にしすぎだよ」と理解されず、
「自分はそういう性格なんだ」と自責の念にかられる。
本書によれば、行き場のない隠れアスペルガーの多くが向かう先は、
「自己啓発系セミナー」や「スピリチュアル系のカウンセリング、ヒーリング」など。
しかし、繰り返しになるが、アスペルガーは「生まれつき」
「脳の物理的な問題」によるものなので、心の持ちようで改善されることはない。
無責任なセミナーやカウンセリングに対して、
子ども時代に重度のアスペルガーで悩んだ著者は、
憤りをあらわにしている。
アスペルガーの人は、脳の損壊や変形によって、
情緒の安定をつかさどる神経伝達物質である
セロトニンの産出や受容量が少ない。
そこで、本書では「ローカーボ」と名付けた療法を推奨している。
「ローカーボ」を簡単に説明すると、炭水化物を極力抑える食事療法だ。
炭水化物に含まれる糖質を制限することで、
セロトニンシステムの機能不全を改善し、
セロトニン不足による「やる気がない」「体がだるい」「情緒が不安定」
といったアスペルガー特有のマイナス症状を緩和する。
ちなみに、日本人の自己肯定感の低さがよくいわれているが、
この原因もある程度はセロトニンシステムで説明できるという。
本書によると、セロトニンシステムにはS型とL型があり、
S型の人はこの機能が弱く、「自虐的」「劣等感を持つ」といった傾向が出やすい。
日本人の約80%がこの型だという。対してL型の人は機能が強く、
ポジティブで自己肯定感が強くなりやすい。
自己肯定感で日本人と比べられることが多いアメリカ人の約70%がL型だという。
アスペルガーは、組織の神経密度のバランスに偏りがある分、
異常な才能を発揮する場合があることが知られている。
「真性」に比べて、偏りがゆるやかな「隠れ」アスペルガーは、
比較的短所を抑え、長所を引き出しやすいという。
「ローカーボ」をはじめとした著者のアスペルガー克服メソッド
「吉濱セッション」については、本書に当たってほしい」
http://ddnavi.com/news/287381/a/