これまでの被災の例でみると支援物資は、
おにぎり、パン、カップめんなどの炭水化物が主で、
野菜・肉・魚などの生鮮食品が届くことは少ないようです
そのために、ビタミンやミネラル、食物繊維が不足しやすくなります
東北地方太平洋沖地震の被災後1ヶ月が経過しても、その状況が続き、
エネルギー・栄養素摂取不足の影響による、
栄養不良や体力低下が顕著になるケースが多かったようです
ぜひ、非常持出し袋に乾物を用意しましょう
乾物は、保存がききますし、
良質なたんぱく質、ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富
栄養が凝縮されていて、カラダに元気を与えてくれる優れものです
http://ameblo.jp/reimi-aso/entry-11332932648.html
「熊本地震による避難生活が3か月を超える中、
熊本県益城町の避難所で暮らしていた高齢の女性が、
食事の栄養バランスが偏ったことが影響したとみられる
体調不良のために病院に運ばれ、入院していることがわかりました。
事態を重く見た避難所の運営団体は、
避難所で出される食事を改善するよう町に要望しました。
今月17日、益城町総合体育館で避難生活を続けていた60代の
女性が吐き気などの症状を訴えて救急車で病院に運ばれました。
命に別状はありませんでしたが、女性は、入院して手当を受けています。
診察した医師によりますと女性は胃腸炎と診断され、
避難所の食事は、糖質や炭水化物が多く、
揚げ物が多いことなど栄養バランスが偏っていることが
体調不良に影響したとみられるということです。
事態を重く見た避難所の運営団体は、避難所で出される食事を
改善するよう町に要望しました。
益城町では地震のあと5月から大手コンビニチェーンと
提携して避難所の食事としてパンやおにぎり、
それに弁当を中心に提供しています。
益城町の森田茂総務課長は「地元の野菜などを提供したいが
業者も被災し、大量の食事を提供できる企業もないので、
すぐに対応を変えるのは厳しい状況です。
牛乳や野菜ジュースを出すなど栄養士や保健師などと
協力してできる限りのことをやっていきたい」と話しています。」
http://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5004163221.html?t=1469112743000