いつもありがとうございますラブラブ

気になる論文をにやり

 

食事から摂る糖質は、

血糖値の上昇やインスリン分泌、

体重増加に影響を与える栄養素であり、

米国の一部の研究では、

糖質と大腸がんのリスクとの関連が報告されています。

 

単純糖質には、

単糖類(ブドウ糖、果糖、ガラクトースなど)や

二糖類(ショ糖、麦芽糖、乳糖など)が含まれます。

 

分析では、

単純糖質の摂取量と大腸がんとの関連は

見られませんでした。

 

しかし、大腸の部位別に解析すると、

女性は単純糖質の摂取量が多いほど

直腸がんのリスクが有意に上昇する傾向が見られました。

糖質摂取量と大腸がん罹患リスクとの関連について | 現在までの成果 | 多目的コホート研究 | 国立研究開発法人 国立がん研究センター がん対策研究所 予防関連プロジェクト (ncc.go.jp)

 
・女性は男性より糖質を多くとっていたこと、摂取源は菓子類が多かったことが影響した可能性がある
・日本人の場合、単純糖質の主な摂取源の1つに果物がある。果物の予防的な働きが結腸と直腸で異なる可能性がある
 
これは食事習慣に関する興味深い観察です。
果物はビタミンや抗酸化物質を含んでおり、
これらの成分が健康に良い影響を与える可能性があります。ただし、結腸と直腸で果物の影響が異なる理由について
はっきりとはわかっていない可能性があり、
今後の研究が必要です。
例えば、腸内細菌叢や吸収の仕組みなどが
関与している可能性が考えられますねウインク