今日も風が強いけども、冷たくない風。
綺麗〜
ベロニカマダムマルシア
もうすぐ咲くね
春ですね〜
今日はリー子のコトではなくて
25年以上経っても 何日か置きに思い出す、
もしかしたらいつも頭に染み付いてる言葉。
綺麗〜
私は、中学校の3年間 大嫌いで
行きたくなくて、行きたくなくて
どーにか、こーにか、踏ん張って
過ごしていました。
高校生になれば
きっと楽しいはず！！
そう、信じて頑張ってた。
親には心配かけないように…
学校で、どんな毎日を過ごしていたか
大人になってから、話した。
お母さんは、
「気づかなくてごめんね、ごめんね」と
泣いてたけど、
あの頃 お母さんも大変な時期だったから
気づかなくて当たり前だよと
むしろ、
「気づいてくれなくてありがとう」って
今でも思う。
突然無視が始まり
トイレで土下座させられたり。
（潔癖な私には相当な仕打ち（笑））
あの時はクラスの男の子が、
やめさせてくれたんだよね。
この時のボスだった女の子は
高校生になっても色んな子を
順番に同じような事繰り返して…
卒業式の日
やられた子たちみんなで、やっつけたそうです。
風の噂で、ちゃんと私の耳に入ってくるところも
人生の不思議です。
そんな中でも
美術の授業が大好きで。
色を見ていると
心が落ち着いたんです…。
ある日
葛飾北斎の有名な絵を
模写するという授業。
そんな私でしたから
ひたすら、黙々と
周りの人を見たりする事なく
黙々と、教科書を見ながら模写。
出来上がると、先生が
黒板に5枚ずつくらい貼って
皆んなの描いた絵を
並べたんです。
私の絵が並んだ時
自分でも感じるほど、顔が真っ赤に。
（皆んなの描いた空の色と 明らかに全く違う！どうしよう また皆んなに何か言われる）
そう、思い逃げ出したい気持ちでした。
今でも、あの時の光景は 昨日のことのよう…
私には
黄土色に見えてた、空の色。
先生が一瞬
私の絵を目にした時 止まりました
そして私の絵の空の色の違いを指し
「 これが 模写の素晴らしいところなんです。皆んな、違う瞳を持ってる。全く同じ色を全く同じように感じたり、見えてはいないということ。それぞれが見てる その色は、他の人には別の色に見えているんだ 。
という事を
これからの生きていく中で
心に憶えておいて下さい。ありのままが人間は美しい。」
と先生がおっしゃったんです…
私は、あの美術の先生のお言葉に
心が救われましたし、より一層
美術が好きになり
より一層
「色」を見る事が好きになりました。
高校でも、美術クラスを選択。
とにかく楽しい3年間を過ごしました
もう一度戻れるなら
高校生に一瞬でもいいから
戻ってみたいです（笑）
絵は上手くなかったけども
卒業後に念願だった美容部員となり
色々な色を見ながら
その方のカラーに合う色を選ぶことや
考えることがとにかく楽しかった。
もうすぐ咲くね
ガーデニングが趣味になってから
縁のある子たちは
我が家が居心地良いと
元気に毎年咲かせてくれる。
この季節にしか見れない
花の色の美しさ…
見惚れます。
他のお宅の子になって
元気を取り戻した子たち。
それぞれ、縁のある場所に向かって
生きてるのかもしれないね。
辛かった事が、その後の人生では
めちゃくちゃ役に立つ事もわかった。
「忍耐」
中学の時のことが
美容部員時代の恐ろしく怖い
先輩方の指導に耐えられた（笑）
（ その頃からの友人ともあの恐ろしさは今の時代じゃ大問題になるよね、とよく話す）
もし、あの時 美術の先生が
あの言葉をおっしゃって下さらなかったら…
今の私も
違っていたのかもしれません。
今、ありのままの自分でいられる事。
幸せだといつも感謝しています。
花の色を見ても
生地の色を見ても
先生の言葉を思い出すんです、不思議でしょ？
すごいですよね、
大切な心に残る言葉って。
新しい環境に入る方も多いこの季節
辛いことも、楽しいこともあるけども
生きてるだけで
素晴らしい事だから
自分に無理せず
限界だと、
逃げた方が良いと感じた時は
逃げていいって思うんです。
そしてまた乗り越えて
楽しんで欲しいです(๑′ᴗ‵๑)