2、3日、あれ?あれ?と思ってる事がありました。


歩いてすぐの
コーギーのこーちゃん。
10歳の男の子。

うちのピーパをたまに呼ぶ呼び方だったので
覚えやすくて。


仲良し老夫婦の元で
毎日サンニンでお散歩。

時々、日陰の玄関の叩きにリードをして
お外を眺めてる可愛い子。

リー子も、こーちゃんちの前を通ると
こーちゃんが居ないか、立ち止まって確認するのが日課でした。


リー子を迎えた頃
我が家もあんな夫婦がいいね〜なんて
話してたんです。


確か、1週間ほど前も
お散歩でお会いしたんだけど

「こーちゃん今日も居ないねぇ」と
リー子と話しながら昨日も歩いてて。



今日の夕散歩。

こーちゃんのママさんが玄関先に
出てらしたのが見えたので
「こんにちは〜」とリー子と早歩き。


元気がないように感じたママさんの
「こんにちは」

「こーちゃんね、亡くなっちゃったのよ」


ついこの前まで、普通にお散歩してたのに。


ショックで、涙が勝手に出てしまいました。


1週間ほど前に、後ろ足が立たなくなり
その日の夕方は抱っこでお散歩コースを歩いて
オシッコして。


帰宅したら立ち上がり歩いて、あっ!良かったって一瞬思ったそうです。
そのまま
パパさんの元へ行って
パタンと倒れて亡くなったそうです。


腫瘍が少し前に見つかり
でも、検査などて何度か全身麻酔かけてるから
これ以上、手術でこーちゃんには負担をかけたくないと思ったそうです。
先生も、手術は危険だとおっしゃっていたそうで。



私ね、ワンコもニャンコもすごいなぁって
思う事今まで沢山感じてきました。


それは、先代の実家のワンコとニャンコで感じてきた事でした。


親が、我が子に負担をかけないようにって
一生懸命自分達なりの答えを出し
色々な場面で、どの道かを選ぶ訳なのですが

その想いさえもを大きく超える
「親に、迷惑かけないように。悲しませないように」って
我が子たちは常に考えて、毎日を暮らしているのだと思います。


真っ直ぐな瞳と心だけで。

小さな身体で、全てを感じて、決めているようにも思えます。


こーちゃんは、とっても幸せだったね。


ママさんは、
「あともう少し生きて欲しかった…家の中に落ちてるこーちゃんの毛を見てはお父さんと2人で泣いてるの。掃除して、こーちゃんの毛が無くなるのがイヤでね。」って。


玄関を出て、門を開けて、右へ行っても左へ行ってもこーちゃんと歩いた思い出ばかりのお散歩コースで、家から出るのも辛いって。


私もママさんとお話ししながは泣けて泣けて仕方なかった。


でも、一番安心する大好きなお家で、大好きなパパとママのそばから天国へ行けた事…とっても幸せなこーちゃんだねって思います。


こーちゃんは、大切な、大好きなパパとママの
負担にならない道を、自分で決めたんじゃないのかな…って



きっと、今も大好きな家族のそばで
お外眺めたりしてると思う。


こーちゃん、また会おうね。



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リー子とは、
1分、1秒でもくっついていたい私とピーパ。

これからも、大切に育てるんだ。