田母神閣下の強制捜査の実情が見えてきた!改正版 | 井上政典のブログ

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 先ほど田母神閣下が逮捕されたとのニュースが入りました。実は昨晩、この記事の不正確な部分をご指摘いただくコメントを残してもらう予定でしたが、今朝になってもなかったので心配していました。

 田母神閣下の関与は管理者責任はあっても、お金を配り横領するようなことはされていません。私はこれからも閣下を信じていますし、この逮捕はあまりにも不当だと思っています。

 この逮捕を受けても、誰からなんといわれても田母神支持は微動だにしないことを宣言します。

 ただ、あまりにも周りにいた人がひどかった、それは閣下のわきの甘さであった事は認めます。でも、それが閣下の魅力の一つであり、そこに付け入る隙を与えたのだと思っております。

 赤字で入力したところが閣下からご指摘を戴いた部分です。

 だいぶ捜査も大詰めに入ってきたようです。今月の終わりには数人の逮捕者が出るようだという情報が流れてきました。

 私がいろんなところで収集した情報を基に、私独自の見解をまとめてみたいと思います。

 ただ、あくまでもこれは私の関係者に聞き取り調査をした結果を総合して判断していますが、以前から書いているように私は田母神閣下の友人であり、信奉者であります。だからちょっと田母神俊雄氏側の意見になると思います。

 まずは事件の全容から簡単にまとめてみたいと思います。

 1.チャンネル桜の水島氏が自分の意思のまま動かそうと田母神閣下を担いで東京都知事選に出馬を請う。

 2.東京を守り育てる都民の会に一億を超える多額の寄付が集まる。

 3.ただし、水島氏は選挙は初めてで全くの素人。

 4.そのため議員秘書を20年以上務めた島本氏がある人の紹介で田母神陣営に加入、その時に会計責任者の鈴木氏も加入。

 5.60万票以上を集めるが、落選。

 6.がんばれ日本行動委員会の口座に一時お金を移してくれと水島氏が田母神閣下に申しでするも、閣下は却下する。

 7.田母神閣下がお金が足りないのに支払いの請求が来て気づき、地元警察に相談しながら調査を開始、島本氏(この当時はわかっていなかった)と鈴木氏が使い込みをしていたことが判明。

 8.
そのことを水島氏にも伝える。その後、チャンネル桜で水島氏がまったくのことわりなしに田母神閣下の攻撃を始める。

 9.水島氏が東京地検に田母神閣下を訴える。

 10.強制捜査。

 11.田母神閣下の元側近の石井氏が検察の尋問で完オチ。お金を島本・鈴木氏らと配り、自分ももらったことを認める。しかし、この時点でも田母神閣下は詳細を知らされず、今回の捜査で実態を知ることとなる。

 まずはこんな流れでしょうか。

 これを平べったい言葉に要約すると、田母神閣下の集めたお金を自分の管理下に置こうとしたところ、島本・鈴木両氏にすでに食い物にされていた。公職選挙法に抵触するお金を配ることの責任を免れるためにチャンネル桜で攻撃を始めて、自分の関与がないとのアリバイ作りを始める。
 
 それでも理解できないのが、どうして保守と呼ばれる陣営内でこのような内輪もめを公にしてお互いが潰しあうことを水島氏は選んだのでしょうか。

 この行為がどれだけ反日勢力を勇気づけ、憲法改正問題の邪魔をすることに繋がるのか考えなかったのでしょうか。

 どうしてもここが疑問でした。

 田母神閣下の選挙事務所の内紛です。責任は最終的には田母神候補になるでしょう。

 でも、裏方のトップは水島氏であり、島本氏ときちんと話し合って決めるべきことのはずです。

 その責任逃れのために、この内紛を公にしたように思えてなりません。

 島本・鈴木氏らの使い込みが発覚した時点で田母神閣下は警察に相談し、水島氏にも説明をしたと聞いています。
 
 それなのになぜ?という疑問が残り、すっきりとしません。

 検察はどの容疑で田母神閣下を起訴するのでしょうか?

 三百数十万の横領で?

 これは記者会見で言われているようにすべての領収書を提出してほしいと鈴木氏にいわれそして選挙活動費としては落とせないと言われた百数十万をすぐに払っています。それは検察の捜査のずっと以前であり、これは経費を「前渡金」として受け取って、あとで清算するときに経理からこれは落とせませんよと言われてしぶしぶ払うというのはどこの企業でもしているはずです。

 私も営業所長の時に、営業所で経費に落としたものが支社の総務長からこれは経費では支払えないと現金を請求されしぶしぶ支払ったことが何度かあります。

 これは公金の横領でしょうか?

 島本・鈴木氏らが横領したことは事実です。彼らも認めていると聞いています。これはれっきとした犯罪です。厳しく罰せねばならないと思います。

 選挙を手伝った人たちに功労金を支払うということを議員秘書を20年以上もしていた島本氏が提案しました。
 
 選挙の素人の田母神閣下はそれが公職選挙法に違反することを知る由もありません。

 ただ、候補者は田母神閣下です。その選挙事務所の最高責任者です。当然監督責任は問われるでしょう。

 でも、選挙対策本部長はチャンネル桜の水島氏です。

 田母神閣下が代表取締役社長とすると水島氏は専務取締役のようなものです。

 その専務取締役が社長と経理部長・課長を訴えているようなものです。そして自分には一切非がないと主張していますが、ますますおかしいでしょう。明らかに水島氏も責任を問われる立場です。

 にもかかわらず、水島氏は訴えているのでしょう。何をしたいのでしょう?
 
 検察は水島氏の身辺の金銭的な悪い噂(南京の真実の制作費用として集めたお金の流れ等)に着目しているようです。本人はそれには触れられたくなくて行動を起こしたのでしょうが全くの藪蛇になりそうです。

 もともとチャンネル桜を見ていなかった私はその存在意義をよく知らないのですが、保守陣営に於いて重要な役割を担ってきたと聞いています。

 この憲法改正という大切な時期にその発信機関を失うということは私たちに取ってとてつもなく大きな痛手となるでしょう。

 でも、仕掛けてきたのは水島氏です。この事件のけりがついたら田母神閣下は水島氏を名誉棄損で訴えます。

 そうしなければ閣下の名誉、つまり反日勢力に対しての旗印を私たちは失うことになるからです。

 後数週間でこの問題に決着がつきそうですが、日本の検察は保守の内輪もめに十分な証拠調べもなく加担するほど暇なのでしょうか?

 もっと社会に対する巨悪が存在し、その勢力が日本を蝕んでいることは十分に知っているはずです。

 私は日本人の良心を信じ、検察の方々の良心を信じます。