本来ならば、昨日書く予定だったのですが、サンドイッチマンの二人の番組にあまりにも感動したので、後回しにしました。それほどくだらない問題だからです。
それは和歌山県連のダンサー宴会問題の件です。
自民党の支持率がダダ下がりです。一年間に3万人の党員が辞めていったとあり、これが自民党のキックバック問題に端を発しているような書かれ方をしていますが、間違いですね。
物事の本質をきちんと見ないで軽々に発言することは大人として避けるべきです。
なぜ多くの自民党員がやめたのか?
それはLGB-T理解増進法の成立過程において、とても不透明な部分があり、その法律の内容もとても日本文化にはそぐわないひどいものだったからです。何度も書きますが、昨年この問題の経緯を調べれば調べるほど、自民党内が腐ってきていることを実感しました。
部会等で法案の審議をする時は怒鳴り合いの議論がいつもなされるそうですが、今回のLGB-Tに関しての法案審議については反対派が多い中、執行部一任という不透明な形がとられ、当の推進者の岸田総理が国民への説明責任を一度も果たさずにごり押しで法案を成立させてしまったからです。
その内容もとても納得できる内容ではなく、性の問題にとても寛容な日本社会には不必要なものだったと今でも思います。
そしてそれに続く、安倍派を狙った派閥のパーティ券収入の不記載問題ですが、これも議員本人や事務所が議員の政治資金報告書に記載をすればよかったのに、していなかったという軽い罪をいかにも重罪のように報じたマスコミや東京地検特捜部の思惑がとても変です。
さらに国会では、秘書給与を不正受給した辻元清美が自分と同列に語っていましたが、辻元は詐欺罪です。秘書の給与をだまし取ったのです。つまりこれは無免許運転と免許証不携帯くらいの罪の違いがあるにもかかわらず、自分の大きな罪を矮小化する行為を国会でやったのです。
それをマスコミは国民に同じ犯罪だというような印象操作をしたのです。そしてそれに多くの国民がまんまと騙されているのです。
多分ここまで書くと、反論される方が多くおられると思いますが、あえて書きます。悪いことは悪いことですが、無免許運転と免許書不携帯の違いくらいは分かるでしょう。
また和歌山県連の懇親会で露出の多いダンサーと宴会した件ですが、これがいつ起きたことかご存じですか?
昨年の11月ですよ。その時は全く問題にせずに弱り目たたり目の今に問題にすること自体、悪意があると思いませんか?
聞けば、県連の研修会後の懇親会に参加していたのは、議員だけでなく地元の人たちもいたということ。その人たちを楽しませるために企画したもので、私も保険会社時代はしょっちゅうやっていました。
口移しでチップをあげるなどの行為は私はしたことがありませんが、ちょっとやりすぎかなとこれは思いますが、これも議員がしたという証拠も全くありません。
11月はまだパーティ券の売り上げの不記載の事件が大きくなる前のことであり、あたかもこの逆風のさなかにああいうパーティを開いてダンサーを読んだことが不謹慎だという印象操作でしかありません。
これにより、前途のある若手議員の芽を摘み、ダンサーたちを会社の懇親会に呼べなくしているのです。
もし私は会社の宴会企画担当者であったら、そういう露出の多いダンサーの出し物は今後控えるでしょう。
それをあたかもこの頃やったかのように問題にするのはおかしいと思いませんか?
マスコミが議員の生殺与奪の権を持つようになることを皆さんは容認するのでしょうか?
以前、若手の大物議員に愛人が二人いるということを聞いたことがあります。その時に今は亡き尊敬する新聞社の人にどうして問題にしないのか?と聞いたことがあります。
するとその人は、今表に出しても何のインパクトもなく、すぐに忘れ去られるだろう。この件はこの人が時の人になって耳目が集まったときに出すネタだと言われたのです。
あまりにもマスコミの印象操作が「集団リンチ」を思わせ、それに加担することはしたくありません。
もっと冷静に物事を把握しましょう。11月のことをなぜ今しなければならないのか?
和歌山県と言えば、二階さんの地元です。岸田総理に捨てられた二階さんの復讐劇かと疑いたくもなりますよね。