今日=旧暦の12月8日は
ムーチーの日
沖縄の ちょっとエッチな 餅の日ですよー!
ムーチー伝説
昔…お父さんとお母さんを早くに亡くし、仲良く2人で暮らしていた兄と妹がいました。
年頃になると妹は隣島に嫁いで行き、残された兄の方は寂しくて鬼になり、よその家の山羊や豚を盗んで食べる様になりました。食べるものがなくなると、人間の子供まで食べてしまう様になりました。
噂を聞いた妹が様子を見に行くと、丁度 兄は人間の子供を鍋で煮ているところでした。
世間の為に 兄を退治する事を決めた妹は、兄の大好きな餅の中に鉄釘を入れて月桃の葉で包んで持って行き『コレを景色の良い崖の上で一緒に食べよう』と誘い出します。
嬉しそうにパクパクと、お腹イッパイ餅を食べた兄は、妹が着物の裾の前をはだけて座っているのに気が付いて「おまえの腹の下の血を吐いているクチは何だ」と聞きました。
妹は『女には2ツのクチがあるんだよ。上のクチは餅を食うクチ、下のクチは鬼を食うクチだ!』と凄んでみせました。そして驚いて後退りした兄を崖から突き落とし、退治しました。
この日が12月8日だった為、毎年旧暦の12月8日の沖縄では、無病息災•厄除けを願って月桃の葉に包んだ餅『カーサームーチー』を食べるそうです。
うん…。
実は私、この『カーサームーチー』が大好きなんですよ。味や香りもですが、このちょっと過激な伝説にも、心奪われません?笑
沖縄に行くと必ずこの餅を買って食べるんですけど、冬休み…ちょっと欲張って沢山買い込み過ぎちゃいまして。
日が経って固くなって来た餅の救済作戦として、黒糖で炊いた小豆と一緒に おぜんざいを作ってみました。
沖縄で買って来た『やちむん』によそおえば、一瞬にして島の空気が漂って 島気分に浸れます!
アキサミヨー!
オール黒糖の餡子って
月桃の香りと合わさると、
漢方薬の風味がしますね‼︎
別にね、嫌いじゃ無いから良いんですけど
次回からは 普通の餡子でやろうと思います!
そんなこんなで
ムーチーの日を良い事に
うちのやちむんを披露してみました☺︎✌︎
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