ハイヤーセルフが言っていた言葉を
ひとりベッドで思い返していました。



愛を出し切ること


今日の自分がいちばん嬉しい、しあわせ、たのしい、ホクホクすることをやること。



これは元気な人ならすぐに気持ちを切り替えられそうだけども、ここ病院にいる人たちはなかなかハードル高いよなぁと思ったのです。




病院では色んな患者さんがいる
私なんかより大病で、私なんかより入院が長かったり、体が痛くて思う通りに何にも行かなくて
イライラして看護師さんにあたって怒鳴り散らかすおじいちゃんや

ずっと痛いと言ってるおばあちゃんや

ご飯がちょこっとでも食べられないくらいに食欲もない声の小さい女性。




食べたいものも食べられない
唐揚げもない
アイスクリームもない
好きなときにコーヒー飲んで癒されることもない
病棟にある談話室にある自販機には麦茶と緑茶と水しか売ってない!


こんな環境のなかで
どうやって愛を感じて出し切るの?

と、やり切れない気持ちになった。



私のベッドは窓際
外の景色が見られるから気分が良かった

でも術後にはそんな気持ちになれず
カーテンは閉め切りでもかまわなくて
寝たきりの自分も当たり前になって
ちょっと微熱が出たときなんかグッタリして、ずっと眠っていたくなった。



こんな生活を、あと5日もしていたら
私はメンタルが崩壊してしまうんじゃないかと本気で思った。

環境というものが
私たちに与えるインパクトは予想以上にすごい





入院は本当に大変だ

てゆーか、入院だけじゃない
似たような環境にあれば私たち人間なんてあっという間に生きる意欲や希望なんてカンタンに失うだろう。


どうしたらいい?



会社に行きたくなくてツラい人たち
借金があってメンタルがツラい人たち
誰かにいじめられているツラい人たち
子供が、家族が病気で心配でツラい人たち

色んな環境がある、同じだ。


どんなところにいたとしても
自分の心が何かに縛り付けられて
何かに自由を押さえつけられて
未来があるなんて思えない時

私たちは一体どうしたらいいのだろう?






以下は私なりに考えた答え、
もしもツラくてどうしようもない
八方塞がりに感じた時はひとつでもトライしてみてほしい。





まずは
徹底的にもがくことだ。

現状が変わらないなら自分から少しでも
ちょっとでもラクになるような体制に移行するべく人に頼んだり、お願いしたり、ヘルプしてもらったり、事情を伝えること。

思い通りにいかなくても
自分の現状はきっと誰かに伝わるし
もがくことで助けになる案のヒントが得られるかもしれない。


次に
人に感謝を伝えて
思いを共有できる存在を増やそう


まず人間が八方塞がりになるのはひとりよがりに陥ってしまうから。

心が辛い時は自分より元気そうな人にヘルプを頼むこと、そしてその人に感謝をできる限り伝えること。
その人が自分の代弁者となって物事を進めてくれるかもしれないし、自分だけでは考えつかないことを提案してくれるかもしれないから。





そして
出来るだけ現状と正反対の世界と触れよう


これは音楽、アニメ、映画、なんでもいい
いまの景色になるべく似つかわしく無い
まったく縁もゆかりもなさそうな
気分転換させられそうなものを(波動)自分に見せること。

気分を変えるということは
自分の波動を変えるということ

ムード、テンション、気分をここで変えることで気持ちが大きく変化する。



あとは
未来への新しい目標や目的を設定する

絶対に〇〇の〇〇を食べに行くんだ
〇〇を観に行くんだ
遊びに行くぞー
ショッピングするぞ
家族と、子供たちと、愛する人たちと過ごす

など、こんな自分になるんだ
という希望を持つこと。




気持ちが変われば波動が変わる
波動が変われば思考が変わる

思考が変われば
意欲がでる
元気がでる


私はたったの数日だけども
この特殊な環境に身を置いたことで
人間なんて本当に簡単に良くも悪くも変われるのだということを感じた。


健康じゃないだけで
こんなにも全てに影響するし

メンタルがツラいだけで
健康にも影響する。



私たちはとても繊細な生き物なんだ
だから無理は禁物です

そして少しでも違和感があるなら
いまできる限りの範囲でいいから
少しでも快適にしようともがこう。


そして自分のために頑張ることは
必ず自分をしあわせにする
諦めちゃいけないし
もういいや、という誘惑に身を任せてはダメ
必ず頑張った分だけ
もがいた分だけ
自分に返ってくるから。



自分を大切にするとは
自分を愛するとは

この小さな我慢できそうな違和感を
丁寧に取り除いてあげようと格闘することなんだと思う。




いまどこかで、ツラい思いをしてる人へ
自分のために愛のために
一生懸命にもがこう
それが生きている私たちにできる唯一の行動だから。