今を「現在の景色」から見てしまう。

つい、つい、今この自分から
今の自分の設定のまま
今の感情のままで


こうなったらいいな
こうならないといいな


というように現在地からまだ見えない未来に向けて思いを馳せてしまいがち。


これが欲しいな、お金が足りないな
こうなったらどうしよう、不安だな
こうならなかったら嫌だな、恥ずかしい
今の仕事どうしようかな、
本当はこう生きたいけどやっぱり不安だしな…



今を起点にして
今の感情を基盤にして
何年後かの人生を、自分をイメージする




例えばこんなのは
どうでしょう?

人生のイメージ図を創造するときに
今を起点にするのではなくて

逆転の発想で
ラストから現在を描くというのは。





人生がいよいよ最期になるとき
人間というのはやった後悔よりも
やらなかった後悔をするというではありませんか




なんでもっと冒険しなかったんだろう?
と。



多くの人は

冒険しなかった自分を後悔し
チャレンジしなかったこと
飛び込んでみなかったこと
人生を望むものに切り拓く勇気を持たなかったこと
あのときアチラを選択しなかったことを



なぜ自分は…と、
悔いてしまうのだそうです。




この命は必ず終わりを迎えることを
私たちはあらかじめ知らされているというのに








それならば!、と思うのです。





それならば、逆転の思考でいこうではないか
それならば、ついつい忘れてしまいがちな冒険やチャレンジをしてみてもいいかな

と思えるような仕掛けを
思考に入れてしまおうじゃないか

と思うのです。




人生の残り時間を
ラストから見るということで
命の終わり、人生の「ラストシーン」から見て
自分のストーリーを描いてみたらどうだろうと。




出来るだけ詳細に
ラストシーンを迎える自分になりきって
イメージしてみてください



この世を終える自分が
少しずつ薄れる意識のなか
自分の人生を振り返っているシーンを。








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色んなことがあったな
苦しかったことも悲しかったことも
忘れられないほどに幸せで豊かなこともあった

でも全て思い返せば
苦しかったことも いい思い出 でしかないや


でも…心残りと言えば
もっと〇〇しておけばよかったな
もっと〇〇だってあの人に伝えておけばよかった

〇〇(さん)にありがとう、大好きだよ、愛してるよと感謝と思いを伝えればよかったな
きっと多分…分かってると思うけど、もっとちゃんと言えばよかったな


もっとカラダが元気なうちに〇〇にも行っておけばよかったな
行こう行こうと思ってたけどやっぱり行けなかったよ


〇〇になってみたかったし
〇〇をやってみたかった
〇〇体験もやってみればよかった
〇〇をしていたらどんな人生だっただろう

子供ともっと一緒に過ごせばよかった
いっぱい遊んで
いっぱい抱きしめて
愛してるよ、大切なんだよ、生まれてくれてありがとうと、うるさいくらいに伝えればよかった
愛する人がいるという事は奇跡だったんだ
愛してる人が存在してるって事は
なんて美しいことだったんだろう。


本当に大切な人は遠くの誰かではなく
いつもいちばん近くにいる家族だったんだなぁ
当たり前の素晴らしさに慣れてしまったことは盲点だったな


いまになって色々とわかる
本当に欲しかったものは〇〇ではなくて
心からの愛や満たされた幸せや
安心できるあたたかさ、そして自分はよくやった!と満足できる気持ちだったんだ。

あんなにお金も成功も人からの賞賛も欲しいと思っていたけど、今となってはどれも持っていけないし必要だと思えないな

あぁ、みんなに喜ばれるような存在であること
ありがとうと感謝されて
笑顔で大好きな人たちと笑い合える日々が
なんて輝いていて美しかったんだろうと今なら心から思える


みんなありがとう
お陰様でこんなに美しい人生を送れたよ
色々あったし思い通りにならなくて
苦労も沢山したけれど
生まれてきて本当にたくさんの思いを味わい
たくさん泣いて
たくさん笑って
豊かに学んだよ

たくさん美味しいものも食べて
たくさんの愛を受け取ったよ


いまはもう感謝しかない
そして人生をやり切って満足したいま、
一足お先に天に還ることにするよ
また会おうね、みんな

本当にいままでありがとう。


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どうでしょうか?
あなたなら
どんなラストシーンを迎えるでしょうか

どんなラストシーンを味わいたいでしょうか




このように本当に「死ぬ気」になって
今 想像してみる。


なりきることが出来るほどに
いま、まだ時間が残されていることが
有り難く思えてくるし


さっきまで欲しかったものは
本当に欲しいものなのか、
本当に必要で大切なものなのか、

より明確になる気がします。








ほら、今年ももう残り4ヶ月なのです


この1年はあっという間で
あなたの10年は想像以上に早いのです

日々のタスク、やるべきことをするだけ
頑張っていたら
あっという間にラストシーンとなるし


自分の寿命は「?年」なのです。
誰も自分はいつまで生きられるのか
全くもって知らないし
知らされていないのですよね


誰も「毎日ちゃんと生きろ」
とは言ってくれないし

やることはいっぱいで
毎日忙しいからつい忘れてしまう


だから私が今日ここで
おせっかいにもお伝えしてるのです。






あなたにも必ずラストシーンが来る

さぁ、ならば
どう生きる??いまなら時間があるんだよ


とね。




時間はスーパーで売ってない
命は延長出来ない

だから最優先事項は代替えの出来ない
絶対的1位案件は


命の時間
だよね



これを心にとめて
毎日を逆算して後悔ないように
思いっきり堪能して
満足できるように生きようではないか。




いつかあなたの人生が終わるときも
素晴らしいラストシーンを迎えられますように




お互いに、命 輝かせたいですね。