こんにちは。大福です。
今日は
クリスマスですね
メリークリスマス
今日も冬休み中の子供達がたくさん来塾されております。
その中で耳を疑った内容がありました。
この時期は終業式を終えて、通知表を持ってくるお子さんがほとんどです。
成績をチェックしながら、何は出来たのか、出来なかったものは
何かなど、話しをします。
生徒が上がった教科は、しっかりと褒めます
そのなかで『英語表現』と言う科目があり、成績が極端に悪いので、何か心当たりがないか聞いてみると、
提出物を出さなかったそうです。
それじゃぁ駄目だと思ったのですが、
さらにどんな提出物だったのか聞くと
『思い出の写真をみて、自分が思ったことを英文にして提出しなさい』と言う
課題だったそうです。
その出された生徒は
自分には写真がほとんどなく、思い出もないそうなんです。
正直者で純粋な生徒さんなので、
この課題は絶対に出来ないと判断して出さなかったそうです。
何とも悲しい、可哀想なことでしょうか?
まず、そんな課題が出たことも相談出来ない親ってなんなんでしょうか?
写真がなくても、相談すればまだ話の種くらいは出て来ただろうに相談もできなくて断念。
今度、課題がでたら塾に持ってくるようにと伝えましたが、何とも胸が痛い話です。
家族の思い出も写真もないなんて、、、
忘れないように写真にとり、記憶しておく大切な道具です。
お正月や法事など、人が集まるところは面倒で気疲れします。
しかし、そんなところで昔話や先祖の話を聞いてこそ、今自分が存在していると認識出来るのです。
語り次いだり、語り合うことが記憶になり、思い出に変わっていくのです。
大切なことを忘れずに、家族、子供たちと過ごしてほしいものです。