繁殖引退って
現在、日本で里親募集をされている
ワンコ、ニャンコ
本当に沢山の子達がいます
その中には
繁殖引退をした子達も多くいます
繁殖引退犬、猫とは
繁殖引退犬、猫はブリーダーの元にいる
子犬を産ませるためだけに飼育されている
犬、猫たちのことです
交配適齢期を過ぎた子
何度交配しても妊娠できない子
病気になり交配できなくなった子
等様々な理由で
仔犬を出産することから引退した犬、猫たちを
【繁殖引退犬、猫】
と呼んでいます
さらに近年
動物愛護管理法の改正で
飼養管理基準が定められ
繁殖から引退する子たちも増えています
またオークション（競り市）
で値がつかなかった仔犬たち
も多くいます
オークションとは
ブリーダーによって繁殖され生まれた仔犬が
競り市（オークション）に
商品として出され
競り事業者と呼ばれる
買い手（ペットショップ等）が
買値をつけて
競り落とす現場です
私個人の意見としては
オークション廃止
生体販売をするペットショップ廃止
ブリーダー（繁殖屋）は自家繁殖した仔犬を
責任を持って自身の店舗又は犬舎で販売する
ブリーダー引退犬は
ブリーダー自身で里親を探す
これしかないと思っています
繁殖引退犬、猫たちは
好きで繁殖屋にいる訳ではありません
いつか引退して
自由に暮らせる日を与えてあげても
良いのではないでしょうか？
一生ケージの中で
自由に走り回る事も
散歩も
おもちゃも
おやつも
フワフワベットも知らず
亡くなるのを待つのでしょうか？
引退犬を引き取ると
ブリーダーのお手伝いと言われる事があります
一般家庭が放棄した子は良しとし
ブリーダー引退犬は悪
ブリーダーがどこかでへ捨てた子は
迷子として保健所へ行く事もあり
それは良し
暗黙のこんな線引きがあるのは
どうなんでしょう？
迎える先がどこであれ
良い環境では無いから
保護をする
命の重みはどの子も同じ
ペットショップの生態販売を無くせば
オークションも無くなる（はず）
オークションが無くなれば
ブリーダーは自身で買い手を探す
それが無理なら廃業しかない
現在の日本では
ブリーダーを無くす事が不可能であるなら
正しく法律を守って
命を大切に扱うブリーダー育成に力を入れて
悪徳と呼ばれるブリーダーを
作らせない、増やさない、許可しない
様にして頂きたい
今現在も動物管理センターと
どうしたら改善されるのか？
定期的にやり取りをしています
小さな団体の私がどんなに声をあげても
届きません
でも
やれる事をやれる範囲で続けるしかないんです
今力を入れているのは
ブリーダー自身で引退犬、猫の里親を探す事
長年説得をして
理解して頂けたブリーダーには
譲渡会の仕組みや流れ
里親選びについて
私の持っている知識を全てお伝えしています
今回初譲渡会を開催をするブリーダーも
います
こうやって
ボランティアを頼る譲渡ではなく
ブリーダー自身で里親を探すスタイルが
当たり前になる様に
これからもコツコツと説得をして回ります
現在ブリーダー引退犬、猫たちの多くは
ボランティアさんたちが引き取っています
でもこれもダメと言われる様になり
行き場を失った子たちは
引き取り屋に渡されます
多くはオークション会場にて
引き取り屋が待ち構え
渡されていきます
その後は糞尿だらけの冷暖房の無い小屋へ
まだ使えそうな子は
また違う繁殖屋へ売られて行きます
使えない子は
そのまま死ぬまでカットもしてもらえず
爪も伸び放題
シャンプーもしてもらえず
悪臭のまま生きています
先日引き取り屋だったと言われる
建物から
引き出した子達です
その建物の中は酷かった
でも翌日保健所が入ってOKを出したそうです
私には基準がわからない
私は1時間もそこで生活できない
でも保健所は認めた
愛護法は何の為にあるのでしょう？
この子達の目はとても綺麗で
澄んでいました
どうかこの子達にも
幸せに暮らせる夢を与えて下さい
こんな生活から
救える道を作ってあげて下さい
糞尿だらけで表情も無かった子達の現在です
保護して良かった
笑顔を見せてくれてありがとう