ふとした拍子に昔の事を思い出していたたまれないような気分になることがある。
そんな、思い出すだけで心拍数が上がって顔が赤面するような「自分的に恥ずかしい体験」。
まあ、ひとによっていろいろあるんだろうけれど、
最近頻繁に思い出すことは、大学時代の事かな。
正直ガッコ時代の友達とか先輩とかに謝りたいなと思うことがある。
あたしは若くてバカで何も知らなかったし、
心を傷つけたりいろいろしてしまったから。
今だったらあんなとしないんだけれどなあ・・・。
けど、今はもう誰の連絡先も分からない。
だから謝ることはできないけれど、
気持ちは「謝りたいな」と思っているよ。
そしてそれを一生引きずるのが良いことだと思っている。
人って、赦されると気持ちが軽くなってしまってそこで終わってしまうからね。
でも、終わっちゃダメなんだよ。
したら同じ事繰り返してしまうかも知れないから。
あたしは賢くなったし、もう二度としないとは思っているけれどね。
戒めってものが必要なんだよ。
あたしの心の中の重たいしこりが錨(いかり)となって、
どんなに荒れた海にも流されることがないように。
軽くなっちゃいけない。
そもそも連絡つかないなんて嘘だ。
多分、時間をかけて調べれば分かること。
友達の友達とかそのまた友達なんかを辿っていけば、
きっとどっかでいきつけるはず。
けど、やりたくないだけなんだろうな。
ホントの所。
謝って赦されないとは思っていない。
赦してくれちゃうだろう。
・・・ていうか、もしかしたらもう今更忘れているかも知れない。
或いは年月の風化で、私のことなんかすらも忘れているかもしれない。
でも、「赦してくれてありがとう」なんて言っちゃいけないんだ。
それで自分を解放しちゃいけないんだ。