美容液をベースにしたシャンプー… | かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

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最近解析したやつで、、


美容液をベースにしたシャンプー


なるものがあったんですよね…。





これがなんと


世界初!!


だということです。



へー。

へ~…(´・_・`)









まぁ確かに

美容液をベースにしたシャンプー

って言われるとなんだかすごい気になりますよね。



それでいて値段がアホみたいに高いとあれば、




なんだかよくわからないけど凄いものに違いない・・・



なんて普通の消費者は思ってしまうかもしれません。。



さらにマッサージとかされながら耳元で

そのシャンプーのポジティブキャンペーンを延々とさせられたら、、


それは買っちゃう人もいるかもしれませんよね(;´д`)






…そもそも、

「美容液をベースにする」

と言うとなんだかすごいような気もしますが、



まず「美容液」の定義とはなんなのでしょうか。



美容液というからにはすごい効果がありそうです。

水をベースにした基礎化粧品には

「化粧水」「美容液」

がありますが、


なにかと美容液の方が高級ですよね?


じゃあ美容液の方が化粧水より優れているはずだし、

美容液には化粧水には無い何か厳しい基準があるのでは?

と、思うところですが

実際のところ美容液に定義など存在しません。


メーカーが「美容液」というタイトルをつければ

それは美容液です。




もし

ただの水に粘性のアルコールを加えて

極微量の植物エキスなんかを投入しただけのものでも、

(普通の化粧水と同レベル以下のもの)



それをメーカーが「美容液」だと言い張って販売すれば

それは美容液になるわけです。




じゃあ美容液をベースに作ったシャンプーというものがあったとして、



そのシャンプーから界面活性剤を抜いただけのもの
でも、


メーカーが「美容液!」と言えばそれは美容液です。



例のシャンプーのベースが美容液であるなら、

もはや世界中のシャンプーのベースが美容液になると思いますよ。



まぁ普通に考えて「世界初」の技術を、

そんじょそこらの適当な弱小化粧品メーカーが有しているはずがありませんからね…。。





まことに胡散臭い限りだと思います。





そういえば胡散臭いつながりですが、


その某シャンプーを作っているメーカーのHPでは、

基礎化粧品も売ってました。



「化粧水」というものがあって

それがシャンプーなんかと比較したら意外と安いんです。。
(もちろん普通の化粧水と比較するとアホほど高いですけどね)


なんだこりゃと思って全成分を確認したら…


「水」


とだけ書いてありました…(´-ω-`)



ああそういうメーカーなのね、、


と妙に納得でした…(´・_・`)








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